ライトノベル『IS インフィニット・ストラトス2』

IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫J ゆ 1-2)

IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫J ゆ 1-2)

「学年別個人トーナメントで私が優勝したら、付き合ってもらう!」箒の宣言に困惑しながらも、一夏は今までどおり女の子だらけの学園生活を送っていた。
そんな中、IS学園に二人の転校生がやってくる。
しかもそのうちの一人、フランス代表候補生・シャルルはなんと男子!
ようやく男の友達が出来ると喜ぶ一夏だが、もう一人の転校生、ドイツ代表候補生・ラウラに突然その頬を張り飛ばされる。
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」

なんですか、この怒涛のハーレム展開は・・・


意外と人気のあるこのシリーズ。
『美女とメカと』という触れ込みなのだが、ただのハーレム小説じゃん!!
反則技のダブル幼馴染に高貴なお嬢様、そして意味ありげな中世的な美少年に、『力こそがッ全て』という勝ち気な女の子。
ここまで書くと、ラノベとか沢山読んでいる人にはわかると思うが、この後の展開は察することもないw


余りにもお決まりのハーレム展開w


いいぞもっとやれ〜〜w
だめだな・・・私w Orz
ただのハーレム作品と思うとこれまた意外。
メカの描写も意外とちゃんとなっているし、設定もしっかりしているし、バトルもきちんとしている。
そして、その味付けにこれでもと言うくらいのベタなハーレム展開。
また、意外な魅力的な要素として『主人公の脳内ノリ』。
これ非常にテンポがよい。
ほぼ主人公視点だが、脳内でよくもまぁ、これだけのノリとボケをかませるものだと。
でも、これが非常にテンポよく上手くできているので、物語に中だるみを感じさせない。
この複数の味付けこそがこの作品のいいところなのだろう。


ラストは予想通りの展開だったが、それはそれでいいかも。
でも主人公普通だったら4回は死んでるぜw

総合評価:★★★☆