勘違いが多い格安SIMの例
2年ほど前はマニアックな世界だったMVNO。
現在では格安simというひとつの新たな単語を生み出して、一般への認知度も上がっています。
しかし、それと同時にものすごい勘違いも増えているのも事実
ここでは、これから格安SIMを使おうとしている人がよく勘違いすることと、ただしい知識を身につけることによりわかってもらおうとする日記です。
その1 SIMロック端末とSIMについて
これ、よくある勘違いのTOP3といっても間違いない項目です。
よく見るのが
そういった情報が飛んでいます。
格安SIMに乗り換える人の半分以上が、現在持っている端末をキャリア契約から格安SIMに乗り換えるパターンのため、自分の持っている端末が使えるかどうかは死活問題です。
そういった人がよく陥りやすいのが上記の誤認情報です。
まず、上記の項目はまったくのうそでたらめです
ただしくは、SIMロック端末はSIMロックを掛けた会社のSIMしか認識しないです。
docomoの端末は格安SIMが使える→docomoの端末はdocomoのSIMしか認識しない
ソフトバンクの端末は格安SIMが使えない→ソフトバンクの端末はソフトバンクのSIMしか認識しない
また、AUも同様です。
これは、今現在もそうなっています。
しかしながら、たとえば楽天モバイルのSIMですが、実際にdocomoのSIMロック端末で使えます。
同様にIIJmioや、その回線を使うDMMモバイル、LINEモバイルなど、いわゆるdocomoから回線を借りているMVNO群のSIMはすべて"docomoのSIM"と認識されるのです。
つまり、docomoの回線を使うMVNO-SIMはdocomoとして認識されるから、docomoのSIMロック端末でも使えるという結論になります。
逆に、ソフトバンクのMVNO-SIMはソフトバンクのSIMとして認識されないのです。
そのため、ソフトバンクSIMロック端末では使えないということになります。
厄介なのはAUです。
AUには非VoLTE-SIMとVoLTE-SIMの2種類ありますが、AU回線を使うMVNOにも両方のタイプのSIMが存在します。
このうち非VoLTE-SIMはAUのSIMとして認識されるのですが、VoLTE-SIMはAUのSIMとして認識されません。
その2 SIMフリー端末について
これについて多い勘違いがこれ
SIMフリー端末はどんなSIMでも使える
これ本当に多いです。
SIMフリー端末であるかどうかと、SIMを挿入して使えるかどうかはまったくの別次元の話です。
だからSIMフリー端末だから、どこの会社のSIMを入れても使えると思ったら大間違いです。
(今日はここまで。続きはいずれ)