ライトノベル『マリア様がみてるマーガレットにリボン』
マリア様がみてる 31 マーガレットにリボン (コバルト文庫)
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 文庫
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しかも書き下ろしの短編集。
蓉子、江利子、聖 3人の隠れたエピソード。
3人それぞれ挿絵がついてました。
志摩子の兄ではなく父の話。
マリ見てではめずらしい、男性視点の話ですね。
志摩子の家庭環境を掘り下げる作品です。
そして青い傘の冒険。
物語上では9ヶ月ほど前の話だけど、現実には2年ぐらい経ってませんか?
まさか今頃こんな話が出てくるとは。
ひとつひとつが読み応えばっちりです。
そして今野先生といえばあとがき。
読者への問いかけなのか、話しかけているのか不明ながらも、面白い。
ところで、気になるフレーズがあった。
「祐巳・祥子編もそろそろゴールが見えてきたといったところでしょうか」
ということは続くんですか?
いよいよ祐巳の紅薔薇さま編がスタート?
評価:★★★☆