ライトノベル『迷い猫 オーバーラン』

都築巧は姉と二人暮らし。つぶれかけの『ストレイ・キャッツ』店長の姉はドジッ子のため、隣家の幼なじみ芹沢文乃の手を借りて、なんとか店を維持している。だが姉が家出娘を拾ってきたのでさあ大変!!

いや・・・。
なんとも評価しがたい作品です。
家族というものを暖かいかということなのでしょうが、それにしてもそこに到達する過程がまったく持って読めない展開。
各キャラが個性が強すぎてツッコめません。
全体的にまとめ方は良いのですが、キャラ個々の深堀りまでは到底及ばない。
かといって、それなりにキャラに魅力があるわけでもなく、ないともいえないなんとも不思議な作品だ。
ありていに言えば『中途半端』なんですかね。
一定のテンションで進んで、そのまま終わってしまった感じがします。


このままだと、続刊もあまり期待できないのだが、今後はどういった方向に進むのだろう。
評価:★★