ライトノベル愛好会 ライトノベル売り上げランキング 2009年9月7日付

2009年8月23日〜8月30日までの間に売れた文庫本のうち、ライトノベルのみを抜粋。
集計期間中には主にファミ通文庫MF文庫Jスーパーダッシュ文庫の新刊が含まれています。
それでは今週のランキングです。
(ランキングはオリコン調べ。部数は推定)

第2位

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)

初登場   今週:43892部/累計:43892部

第6位

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

初登場   今週:19157部/累計:19157部

第13位

迷い猫オーバーラン! 6 拾った後はどうするの? (スーパーダッシュ文庫)

迷い猫オーバーラン! 6 拾った後はどうするの? (スーパーダッシュ文庫)

初登場   今週:14426部/累計:14453部

第14位

2週目:28位⇒14位   今週:13685部/累計:23261部

第25位

初登場   今週:9250部/累計:9268部

今週の30位は『重力ピエロ』/伊坂幸太郎 (8168部)
今週ランクインしなかった作品はこれ以下ということになります。


バカテスすげぇ〜〜〜
40000部はファミ通文庫作品としては破格の売れ行きです。
ラノベとしてもかなりの売れ行きに入ると思いますし、文庫本としてもなかなかの売り上げですよ。
あとは刊行ペースが一定であれば、エンターブレイン側も言うこと無いんでしょうけどw
完全にファミ通文庫初動最高部数を上げる作品にのし上がったのではないでしょうか?
ファミ通文庫の代表作と言っても過言ではないですね。


そして、ここ最近よくペアを組むのがw文学少女シリーズ
今回も最新刊『"文学少女"と恋する挿話集2』がランクイン。
バカテスとペアで最近刊行日をつるんでいるよなぁ・・・
まぁ、お互いTV、劇場とアニメになる作品ですので、こうした売り方をしてファミ通文庫作品の注目を集めないとね。
ファミ通文庫はこの後に続く作品がまだ弱いですから。
文学少女は20000部弱の売り上げ。
これはいつものペースで悪くはないです。


先週フライングでランクインした『緋弾のアリア』最新刊は今週も残った。
しかも先週より売れている。
2週合計で2万部越えました。
MF文庫Jゼロの使い魔以外パットしない作品が多いですが、この『緋弾のアリア』は、ゼロの使い魔以外ではかなり良い線行ってますね。
20000部越えるMF作品はなかなか無いですから。
けんぷファー、えむえむ!、聖剣の刀鍛冶などを抜いて、案外この作品がもっと上に行くのか?


スーパーダッシュからは『迷い猫オーバーラン6』がランクイン。
スーパーダッシュもなかなかヒットが出ない中、15000部弱でランクイン。
もしかしてスーパーダッシュ週間売り上げ部数最高かもしれないw
この作品徐々に人気が出てきたようですね、4巻まではランクインしてなかったはずですから。
スーパーダッシュは紅がなかなか出てこないから、早く売れ線を揃えたいところです。
そこに出てきたこの迷い猫シリーズは、今後のスーパーダッシュのけん引役となれるか。
しかし、今後は緩行ペースが落ちる模様なので・・・。
そんな中、なんと25位に『ドラゴンクライシス!9』がまさかの初登場*1
いや、正直言ってこのシリーズランクインするなんて、夢にも思ってなかったから・・・
なんか凄い失礼なこと書いてますが、よくよく考えると、何気に9巻という長期シリーズになってます。
ということは毎回それなりに売れてるんですかね。
売れなければ続くはずが無いし。
このシリーズ、内容が薄いというかサラッとしているというかw、あっという間に終わっちゃうんですよね。
ここら辺の評価がきっちり分かれているように思えます。
キャラ立て方次第では、なんか凄い作品に化けそうな気がしないでもないですが、たぶんこのままなんだろうなw。


さて、来週ですが角川スニーカー文庫コバルト文庫角川ビーンズ文庫HJ文庫などが新刊を刊行します。

*1:城崎先生すみません!!