ライトノベル『けんぷファー10』

けんぷファー 10 (MF文庫J つ 2-12)

けんぷファー 10 (MF文庫J つ 2-12)

ケンプファーを創り出した存在・モデレーターの使い(?)となってしまった、憧れのクラスメイト・沙倉楓の実家に行くことになったナツルだが、そこにはナツルと同じくケンプファーになった美嶋紅音や三郷雫、近堂水琴が一緒に行くことに!
モデレーターの秘密に近づくナツルだが、それ以外にも大きな悩みがあった。
それは幼なじみ・水琴と才色兼備の生徒会長・雫に告白されてしまったこと。
男女関係に疎いナツルは悩みに悩んでしまい――。
さらに、ナツルをよんだ楓の目的とは!?

物語もいよいよクライマックスに


最近、刊行ペースの割には実はあまり進んでいないような感じの同作品。
この10巻も無駄なエピソードがなんか入っているような気もする。
基本この作品無駄が多いな。


まぁ、その無駄な部分が意外と馴染んでしまっているのだが、そのおかげで進みが遅いのはどうにも・・・。
今回はいよいよ佐倉さんの実家に行くわけだが、ここで物語が大きく進む・・・わけがなく実家でも結構ペースが遅め。
そして最後の最後で白のケンプファー含むバトルになるのだが、バトルになったとたん終わった感じだ。
どうも、一度盛り上がっておしまいという感じで、強引に刊行を続けようとすることが見えそうな気もします。*1
ラブラブ方面では『9-1/2』で二人の女性に告白され、さすがのナツルも気がついたがこっち方面の進展もないし、さすがにこのペースの遅さには??と思ってしまいますww
でも、ノリとかはいつもの通りなので、読めないこともない。


もうすぐ終わりということだし、アニメも絶賛放映中*2なので、まぁ、ここまできたらとことん付き合うまでです。

総合評価:★★★

*1:築地先生はそんなことしませんよねwwね?

*2:アニメはどういうわけか、原作と違ってスリムでハイペースだしww