ドイツ3連発第1弾『びっくり先進国ドイツ』
- 作者: 熊谷徹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: 文庫
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ということで、少しドイツという国がどんな国なのか、実際に滞在している人の著作を読んでみました
まずは『びっくり先進国ドイツ』です。
ドイツ在住の日本人ジャーナリスト視点からのドイツ人を書いた本です。
項目ごとに2〜3ページとい短い内容でまとめていて、非常にわかりやすい本ですね。
ドイツ人という人、ドイツ社会、ドイツ生活習慣、ドイツ人の仕事など小項目をたくさん挙げて、簡潔にまとめています。
その反面深いところまでは言ってませんが、ドイツという国を知るために最初に読むものとしては、十分な知識と情報をくれると思います。
さて、私も実際にドイツ人と仕事をしたり、ドイツに行ったりもしましたが、後からこの本を読んで確かに層と思えるところはあります。
実際に感じましたが、なんと言ってもドイツ人の個人主義ぶりは『やっぱりそうなんだ』と思います。
効果を求めるために効率よく回るのですね。
決して悪いことだとは思いませんが、調和を大事にし集団で秩序を守る日本人からすると、その言動はちょっと変に思うところは多々あります。
でも、ドイツではこれが普通なんですね。
ドイツの会社で出会ったドイツ人社員で、スーツを着ていた人はお偉いさんだけです。
服装よりも、その人の能力や中身が大切と言うことです。
日本では客先に出向くときはスーツですけどね、ドイツは違うと言うことで。
そういえば、ドイツに行ったとき空港-DB*1の駅までバスに乗りました。
このバスは日本で言うところの普通の路線系統のバスですが、なんとベンツの連接バス。
幕張本郷駅-マリンスタジアムを走る路線にも同じようなバスがありますが、まさにそんな感じです。
しかし、決定的に違ったのはスピード。
かなり飛ばしますww
乗っていてかなり怖かったです。
80km/hは出していました。
明らかに日本のバスでは体験できないスピード感ですが、アウトバーンのある国とはいえ、一般道でのこのスピードは出し過ぎじゃないかと思ったものです。
しかし、窓から見える道路標識の最高速度制限を表す標識には、なんと"80"と書いてあるんですね。
つまりは法定速度遵守ということです。
さすがドイツ、一般道の速度もかなり高めに設定してある。
今回以外にも2冊購入していますので、いずれ感想をUPしたいと思います。