SFチックな発電 未来系

発電シリーズも今回で最後。
今回は、今はムリだけど将来人類が出きそうな発電や、その他についてのことについてです。
1.光合成
光合成は植物が行う光のエネルギーを利用し、大気中の二酸化炭素をでんぷんなどの植物が必要なエネルギーに変換することだが、これを人工的に行うということ。
葉緑素の中には、光を受けると電子を飛ばすものが存在するようです。
これを人工的に行おうと言うもの。
一般的な太陽光発電と違って、生物学的な見地から行うエネルギー法で、上手くいけば循環型再生エネルギーの枠に嵌められます。


2.宇宙太陽光発電
これは効率の悪い太陽光発電を、宇宙で行うと言うもの。
そもそも、太陽光の発電の元となる太陽光は、全部満遍なく回収して電機に変えても、今人類が使っている以上のエネルギー量があると言う事です。
そんな太陽光は、地球上では減衰されて届いています。
であれば、さえぎるものがない宇宙空間では、より効率が高い状態で太陽光が集められます。
また地上では雨雲などの天候で左右されますが、宇宙であれば、たとえ夜が来ようとも時間できちんと太陽光発電ができるか読めるので、扱いやすくなります。
しかし、宇宙で作った電気をどうやって地上に持ってくるのかが問題です。
有線では絶対にムリなので、電波しかありませんが、果たしてこの技術上手くいくのかどうか。


最近ガンダムOOというアニメがやってましたが、アレに出てくる軌道エレベーターは先端部は成層圏まで延びていますので、その近くで太陽光発電をして、それを軌道エレベーターを使って電力を地上に送っていますが、あんなものは日本では作れません*1ので、夢のまた夢ですね。


3.核融合発電
核分裂時に発生するエネルギーを利用するのが原発ならば、こちらは原子核が融合する際に起こるエネルギーを利用するもの。
基本核分裂ではないので放射性物質は発生しないということだが・・・・
それと、核融合反応を起こすために高温の環境が必要で、この高温を維持するのが難しいということです。
さてこの核融合反応炉ですが、アニメでは採用されています。
ガンダムモビルスーツの動力はこの核融合を使った『ミノフスキーイヨネスコ型熱核反応路』と言うものです。
なんでもありの万能素粒子ミノフスキー粒子が、熱核反応路の発生する熱も遮断し、パイロットを高熱から守ります。


後ほど追記予定>

*1:軌道エレベーターは赤道上じゃないと建設が出来ない