魔技科の剣士と召喚魔王

剣士を目指していた一樹は、14歳の誕生日、手の甲に謎痕(エニグマ)を授かったため、剣の道を捨て召喚魔法使いを目指すことに。
そのため、剣士と魔法使いを養成する騎士学院の魔技科に進むことにした。
その学校は召喚魔法を使うエリートと、下っ端扱いの剣士が対立する校風があり、本来協力すべきことで、より高い戦闘技術の授受ができるはずなのであるが、それがかなわない状況下。
達人とも呼べる元剣士の一樹の今後はいかに。


MF文庫ですが、最近本当に多いですね。
学園、ハーレム、異能バトルの三要素。


この作品もこのお約束の三要素を備えたものです。
そういえば、メディアファクトリーはキャンペーンでMF学園祭なるものを銘打っていたが、あれは吹っ切れた故のキャンペーンか?
ということで、これだけこの三要素作品が乱立すると個性という面がまったく見られなくなるのも確か。
果たしてこの作品の三要素以外の個性は・・・


ギャルゲー


まさかの展開だったww
剣と魔法とファンタジーならぬ、剣と魔法と恋愛シュミレーションという内容だった。
主人公の授かった召喚魔法能力がなんともカオスな能力。
そして、いずれ王たるものへとなるためハーレム作りも進行させる。
それの基準にギャルゲー要素が加わった。


これだけ乱立するMFの中で果たしてどこまでいけるかはわからないが、読めないことはないです。
ただ三要素の作品はもうお腹いっぱいという人には、お勧めはしません。