docomoでiPhone取り扱い開始よりも気になること

さて、昨日よりiPhone5cの予約がスタート。
docomo含め各社の情報も小出しに出てきましたが、今回はほかに気になるところ。


docomoで正式に取り扱い開始によって???


世間ではdocomoで正式に取り扱いするに当たり、SPモードのメールとか、docomo謹製アプリとかの搭載はどうなるかが、今のところの注目点です。
しかし、個人的にはAppledocomoと正式に契約した以上、Appledocomoに対して変な制限をかける必要がなくなった点に注目しています。
具体的には以下の事柄について


1.iPhone5はバンド19対応


iPhone5がXiで使えない話はもう知る人は知る事実です。
しかし、iOS6.0.1と6.0.2のバージョンではLTEつかめることも有名な話です。
ですがバンド19の技適を実は通過しているという話は、どれだけの人が知っているかな・・・
まぁほとんど知ってるだろうけどww
あと、それについて調べた人も数名いるようですが、内蔵のチップ等からするとiPhome5は技術的にも800MHz帯のdocomo電波を拾える構造らしい。
つまりは"FOMAプラス"が拾えることが、法的にも技術的にもわかっているということのようです。
なのに、実際にFOMAプラスを拾ったという事実はありません。
現時点での結論はXi含めてApple側で制限かけているということになっているようです。*1


で、ここからが個人的見解。
この話はAppleIphonedocomoで取り扱うことを正式発表する前です。
では、正式に取り扱いになった以降はどうなるのか?
これが私が気にしているところです。


個人的にはiPhone5でもつながるようになるのではないかと推測しています。
その結果は18日から公開されるiOS7へのアップデートで一つの答えが出るかも。
少なくとも私と同じような考えを持つ人は少なからずいると思うので、iOS7が出た後に絶対試す人はいるでしょう。
iOS7が出た後の報告に期待します。


2.docomoSIMフリー??


意外にも一般人にはあまり広く知られていない事実に、docomoスマホ*2docomoが有料でSIMロック解除サービス*3をやっています。
このサービスはiPhoneにも適用されるのか?
docomoはSPモードでユーザーから反感と悪名を買っています*4が、ことSIMフリーに関しては日本国内でもe-mobileと並び比較的寛容な態度をとっています。
私のスマホSIMフリーにしてもらいましたが、これがiPhoneに適用されれば国内でSIMフリーiPhoneが公式に入手可能になります。
少し期待しているのですがどうでしょう。
なお、今回のiPhone5sと5cは周波数帯の地域ごとに7種類のタイプに加え、5sは3種類、5cは2種類の容量違いがあり、5sは3種類5cは5種類の色別が存在します。
つまり、5sは全部で63種類あり、5cは80種類のバリエーションが存在します。
ただ、このすべてが日本国内で使えるかといえばそうではなくA1453(iPhone5s、5cは別の型番)をベースにした色と容量違いのタイプ。
しかし、今回は日本国内ではAUソフトバンクdocomoが同じベースモデルなので、もしdocomoSIMフリーになると*53社のSIMいずれでも動く可能性があります*6


3.SIMフリー端末の業者泣かせ!!??


今回泣くことになるのは、何といってもSIMフリーを海外等から輸入して販売する代理店等ではないだろうかと思います。
まず実際にショップの事情はわかりませんが、ショップの収入元として海外からのSIMフリーiPhoneの代理販売は結構大きいと思うのです。
そしてそれを買って使う人の目的は外国で現地SIMを使って安く通信するということですが、実際にその目的で買う人は少数で、海外SIMフリー"iPhone"を買う人は、ぶっちゃけdocomoで使いたいからでしょうww*7
ここまで書けばわかるかと思いますが、今回docomoから出ることによって、SIMフリーiPhoneを買う目的がなくなったことが大きいですね。
これからは本当に海外で使いたい人くらいしか買わなくなると思います。
そして、先に書いたとおりもしdocomoSIMフリー化をiPhoneでも実施すれば、こういった目的の人すらショップでの購入の必要はなくなります。
さらに、ここにきて追い打ちをかけるような自体が発生しています。
iPhone5sと5cは、日本国内向けA1543について、日本以外ではプエルトリコと米国の一部の通信会社向けにしか発売されていません。
これらの会社の端末がSIMフリーかどうかはわからないし、何といっても今までやってたショップの主力である輸入元はほとんどが香港向けものを輸入しています。
iPhone5までは日本と香港向けは同じモデルで、しかも香港で販売されるiPhoneはすべてSIMフリーです。
その香港向けモデルと日本向けモデルではiPhone5sと5cは違う仕様になりました。
そのため、ベースバンド1は使えますが、800MHz帯域にあたるdocomoのバンド19は対応していません。
そんな端末をわざわざ国内でdocomoのSIMで使う人がどれだけいるのか?
これでは、今までのように新型については香港からの輸入に頼ることもできません。


これによりSIMフリーの海外輸入関連業者はどうなるのか?
何かが大幅に値崩れしたり、逆に希少価値が出る機種もあるのか、そのあたりも今後見ていきたいと思います。



ほかにもいろいろありますが、今日はとりあえずここまで。


なお、私はXperiaZの残額ありますので、しばらくはiPhone5sも5cもてい似れるのは難しそうです。
早くても12月??

*1:ただしLTEはともかく、iPhone4sではFOMAプラスが今まで拾えたのに、構造的には対応していると仮定したiPhone5FOMAプラスが拾えないのは変という声もちらほら

*2:2011年4月以降に発売された機種に限る

*3:まぁ一般時には知る必要性のない情報でもあるけどww

*4:これも一部ユーザーからですが

*5:できると

*6:ただし、APNはAUソフトバンクも非公開だから私みたいな素人には無理だけど

*7:iPhone以外の機種ならば個性とか本当に海外での使用をを考える人が大半だろうけど、そもそも全体的な需要はiPhoneより少ないと思う