最近のラノベについて思うこと

なんかシリーズ化してきたな、このタイトル(笑)
先日、このブログで富士見ファンタジア文庫「ぷっしゅ」なる作品を紹介したが、最近明らかにこういった作品が多い(萌えとかハーレムとか学園ラブコメね)と思うのは、私だけではないと思う。
個人的には、まさか富士見書房が・・・・なんて思ったりもしたが、これも時代の流れだろう。
まぁそれ以前に、私はこういった作品結構好きですので大歓迎ですが(爆)
・・・どうしようもない、だめな大人ですね。


さて、そんなことより最近思っていることについて。
当該作品の『ぷっしゅ』だが、作者は前に書いたとおり花凰神也先生
この花凰神也先生の経歴ですが

死神とチョコレート・パフェ仮面のメイドガイ革命ver⇒ぷっしゅ』

と来ている。
そういえば、こんな経歴をやっている方がいますね。

『あめいじんぐ・はいすくーる⇒仮面のメイドガイ インカ帝国の逆襲Ver.⇒???』

そう、これは長野聖樹先生の経歴。
そして???の部分には『もて?モテ!』シリーズが入ります。
『もて?モテ!』はレーベルが変わりましたが、なんとも奇妙な経歴の一致。
仮面のメイドガイのノベライズは萌え小説開眼の布石か(笑)
まぁ、何が言いたいかというと、「デビュー作や、それなりのシリーズ刊行をした作家さんが、新シリーズで軒並み萌えに入っている」ということ。
実は、これは最近のことではなさそうで、

上月司先生(2006年)
カレとカノジョの召喚魔法⇒れでぃ×ばと
七飯宏隆先生(2007年)
ルカ―楽園の囚われ人たち⇒座敷童にできること⇒タロットのご主人様
水瀬葉月先生(2007年)
結界師のフーガ⇒ぼくと魔女式アポカリプス⇒C3(シーキューブ      
風見周先生(2007年)
ラッシュ・くらっしゅ・トレスパス!⇒殺×愛 -きるらぶ-⇒H+P、女帝・龍凰院麟音の初恋
月見草平先生(2008年)
魔法鍵師カルナの冒険⇒桜乃きらほシリーズ⇒姫宮さんの中の人⇒かぐや魔王式

結構いますね。
これだけの作家さんが萌え化路線変更をしていますが、最近はこんな方まで。

鷹見一幸『会長の切り札』
六塚光『ムゲンのセンカ』

なんでも、両名は『やってみたかった』などと言っております(笑)
偶然にもどちらも角川スニーカー文庫刊行作品。
唐突に話を変えますが、前にこの日記で角川スニーカーについて思うことを書きました。
その中でアレと思ったのは、この作品の刊行です。
しいて言えば角川スニーカーらしくない作品。
さらには『ふるこんたくと』*1という強烈作品を出してます。
角川スニーカーそのものが、萌えに走っているように見れます。
となると、まさか
冲方丁先生が、三田誠先生が、水野良先生が、十文字青先生「新シリーズは萌えハーレムコメディ路線で攻めるぜ!!」なんてことが・・・・あるわけないか(笑)
でも、正直読んでみたい気もします。
きっと、これからこの「萌え路線変更作家」って結構出てくるんではないかと思います。
要するに何が言いたいかというと『萌え大歓迎、ドンと来なさい。その挑戦受けるぜ!』ということです(笑)


やっぱり、だめな大人だ・・・・・・・orz<<                                                       

*1:作者はあすか正太先生だが、個人的にはこの作家さんは萌え専門と思ってます(爆)