ライトノベル『ぷっしゅ!』

−公式の紹介−
加護原瑞樹はある日、不登校の美少女・蒼宮空乃の存在を知る。だが、空乃に関わった瑞樹はいつしか正体不明の敵と戦う協力者に! と、ここまではシリアス展開で、頭脳明晰なヒロインも納得のストーリー。だが、瑞樹が背負うその役目とは彼女の胸に生えたボタンを押すことって、何でそんなことに!?
某脳と理性に挟まれた青春ラブコメ
富士見書房公式特集ページ

さて、富士見書房の今後の行末が不安でならない作品の登場(笑)
なんといっても、
脱ぎます(何を?!)
押します(どれを?!)
触ります(どこを?!)

とにかく富士見始まって以来のいじられヒロインじゃないか?
それと、普通の少年のコンビが送る、とってもすごいエロコメブコメ

ヒロイン空乃は脱ぐと強くなる。

なんですかこれは!!
とにかく、脱いでます。

「ブラまでなくなってるようなのだが?」
「し・・・・・・・仕様ではないかと」
「そんなわけあるか―――っ!」

なんですかこれは?(笑)

「さぁ押せ、ポチ――っと」
「どっちを、押すんだ?」
「両方に決まってるだろ」

何を押すんですか!!(笑)
あそこのボタンをおすとヒロイン空乃はとにかく強くなる。
余りのばかばかしさに思わず「にやり」。
こんな強引な設定が成り立つように、物語ができているところがすごい・・・というよりあきれる。
これを作者と担当が綿密な打ち合わせの元に決めたわけです。
そして、このいじられヒロインと少年のコンビを取り持つ、しゃべる大きな猫虎のティグリスがいいキャラしてる。
こいつただのエロオヤジだ!
このティグリスが絶妙にこの2人のバランスを取っています。
でも、こいつがいなかったら、ただのエロバカ小説になってしまったような気がしないでもない。

いろいろな方面で注目を集めいている、この作品。
気になった方は、書店に買いに行きましょう。


とりあえず、出版した、その富士見書房の勇気に敬意を表して
評価:★★★☆