ライトノベル「ライトノベルの楽しい書き方3」
- 作者: 本田透,桐野霞
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/02/14
- メディア: 文庫
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なんていうか、流鏑馬剣さんの暴走&妄想はどんどんエスカレートしていきます(笑)
今回は新キャラ『鷹峰多々湖』登場。
お互いの恋愛感をかけて勝負事に持っていくのはいいが、またしても剣の勝手な妄想で、今度は本格的に八雲がブチキレ。
しかし、役もとの情事を(と言っても健全だが)思い出して、官能小説小を執筆してしまう剣はオモロイ。
ある意味、すごい天才なんじゃないか(笑)
八雲のブチキレによって、ふたりの仲は急速に進展したのではないだろうか?
八雲自身はそれほど悪く想ってないので、あとは剣次第なのだが。
それと、もう一人新キャラ『市古の父親』登場。
このキャラ侮れないですね。
さすが父親だけあって、当の本人ですら気がついていない感情を、スパっと見抜いた。
多々湖さんは今回がメインのキャラだろう。
でも、市古父娘は次回から台風の目となりそうだ。
剣も相変わらずのツンデレ成分が根強いので、当面は八雲との関係もこのままかもしれないが、最後の最後でちょっと引っ掛かりが出てきたな。
少し、自覚したと思っていいのか?
あと、最後の夏祭りの部分は半分くらいお遊び的な、物語の本筋とは関係なさそうなエピソードだったような気もしますが、こういった雰囲気もいいのかなと思います。
どんどん、面白くなっていきますね。
評価:★★★☆