ライトノベル 「ナナヲ・チートイツ」
- 作者: 森橋ビンゴ,しろ
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2009/01/27
- メディア: 文庫
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はい、そのとおりです(笑)
この絵で麻雀は本当に詐欺だよ。
内容はバリバリの闘牌物。
そもそもメガミ文庫が出すような作品じゃねぇ〜〜
しかも、本格的な麻雀物なので、ルールを知らない人には敷居が高すぎる。
解説がついているが、もうやめにしてルール知ってる人だけに向けたほうが良かったんじゃないか?
主人公「中也」は父親に借金を背負わされて、初音という女に拾われる。
その目的は代打ち組織「十三不搭(じゅうさんふとう)」主催のかけ麻雀で勝利すること。
しかもその組織の代打ちが父親だったと言う、まぁ、麻雀物ではよくあるもの。
しかし、絵が・・・・・。ヒロインの七緒、クラスメイトの一之瀬含めて、高校生に見えない。
こんなやつらが闘牌やってると思うと、妙な気分になる。
しかしわざとか?「十三不搭」と書いて「じゅうさんふとう」*1と読ませるように振っているのは?
そして、七緒の得意役が「チ−トイツ」とは・・・。
単騎待ちの20符2ハン役を好む雀士はすごいな。
実際に代打ちとかプロだと生きてはいけないね。コンビ打ちでもつらくね?
それに、いつもウラドラが乗るとか都合のいいことになってるし。
っていうかチートイツ(七対子)は、表も裏もドラ乗らないと勝負にならんだろう(笑)
それに、主人公は国士無双崩しが好きだなぁ・・・。
ここはちょっと納得できないな。
たぶん作者が七対子好きなんだろう・・・。
ちなみに私は平和好き。
物語的には、最終章の一之瀬の豹変振りは、なにか物語りに関係あったのか?
そもそも、学校での主人公と一之瀬の親密さは何の意図があったのだろう?
物語的には微妙なんだが、闘牌に関しては、麻雀物をしっかり演出している。
主人公とヒロインの役つくりに、いささかバリエーションがかけるが、麻雀部分の演出はいいでしょう。
あとは絵とストーリーの演出を何とかしましょう(だめじゃん・・・)
麻雀を知っているなら読んでもいいのでは?
ただし絵にだまされないように。
評価:★★☆
追記:
さっき巡回していたら偶然にも「かーずSP」さんの所でも取り上げていた(笑)
同じ日に取り上げるとは・・・偶然にしてはびっくりだ。
発売してから結構経ってるのにね。
ただ、かーずSPさんとはちょっと見解が違うようだ(あちらさんは麻雀を知らなくても面白いと言っているようです。)
まぁ、人それぞれですから
*1:本当はチーサンプータまたは、チーサンプトウと読むのが正しい