『咲-Saki-』風越女子が0点に追い込まれた現象を検証する

咲 Saki (5) (ヤングガンガンコミックス)

『咲-Saki-』アニメ化記念特集。
今回は風前の灯火となった『風越女子麻雀部』が0点に追い込まれた状況を検証しましょう。
マンガ単行本では第5巻P.156で風越38600点⇒0点に追い詰められるまで、どんな手で衣に上がられたのか。
検証してみるとおかしなところが・・・。
東一局

これが開始時の点数と席配置。
起家(チーチャ)は風越女子。
そして、これが東一局で天江のアガリ

ツモアガリなので

天江衣：143300+12000=155300
宮永咲：116200-3000=113200
加治木あゆみ：101900-3000=98900
池田華菜：38600-6000=32600

これで親が流れて東二局にはいり、親が天江衣になります。
東二局

そして、東二局での天江のアガリ。

今度は風越から直撃なので

天江衣：155300+12000=167300
池田華菜：32600-12000=20600

上がったのが親なので、東二局のまま一本場へ。
東二局一本場

そして、ここからなんかおかしなことが・・・。
まずは天江のアガリ

これが7700点の一本場で8000点になるのだが、
絵にも書いてあるとおり、私の計算ではこの手牌が30符にしかならない。
30符三翻親だと5800点の一本場で6100点。
謎の4符がどこかに潜んでいる（笑）
とりあえず

天江衣：167300+8000=175300
池田華菜：20600-8000=12600

そして運命の東二局二本場へ
東二局二本場

ここで天江のアガリ

これで

天江衣：175300+12600=187900
池田華菜：12600-12600=0

はい、見事に『0点』です。
風越大ピンチですね。
ちなみに、加治木が詮索した天江の手出し『イーピン切り』ですが、イーピンを手元に残した場合はこうなってました。

風越止めを刺されて、勝負終了。
漫画も終了ですね(笑）

以上、これが第5巻の風越女子の大ピンチの顛末です。
でも、あの符の計算がどうにも意味不明なのだが・・・。
どこから40符になるんだろう・・。