ライトノベル『蒼穹のカルマ２』

蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)

年に一度、蒼穹園騎士団内でも選ばれた騎士のみで行われる演習――蒼穹園武会。騎士の誇りと名誉を懸け、それぞれの騎士達がぶつかり合う！　毎年、演習の誘いを無視してきた駆真だが、今回は参加を決意!!　何で!?

今回も楽しませてもらいました。
アリサの誕生日と重なるため、参加する予定がなかったカルマだが、突然参加を決意する動機は相変わらずですｗ
蒼穹園武会にカルマを参加させようとする作戦には思わず吹きましたね。

今回は新キャラ2名が登場しましたが、この2人も個性があって中々良かったです。
この作品、ヒロインカルマを筆頭にキャラの個性が結構際立っている人が多いのがひとつの魅力でしょう。
さらに言うと、このように個性がつよすぎる連中が集まる作品って、結構潰しあいがあって物語の面白さが損なわれるのですが、各人うまく作品内で絡んでいい感じに仕上がっています。
ウタもアステナもいいところでいい具合に使われてますね。

今回、いろいろ伏線が張られましたが、いよいよ物語の根幹に向けて進んでいくのでしょうか？

それから絵師のオールドメイド服姿のカルマはＧＯＯＤ　ＪＯＢ！
でも、本編にはまったく関係なかったですねｗ
評価：★★★★