咲-Saki-ED『熱烈歓迎わんだ〜らんど』の歌詞を訂正する

熱烈歓迎わんだ〜らんどCD買った
ということで、当然ながら、歌詞カードが付いているので、前に聞き取りで1番だけ歌詞を載せたこの日記
咲-Saki-第2話『勝負』に出てきた麻雀用語の解説
の歌詞と見比べてみよう。
まず、一番聞き取りにくかったこの部分

じ〜ぶん次第ね〜(誰かに誰でも流したい)

ですが、ここはこうなってました。

じ〜ぶん次第ね〜(誰かに誰でも流したい)⇒自分次第ね(ダブ東ドラドラながして〜)

ということですが、『ダブ東』という麻雀専門用語の説明を・・・
よく考えたら、ここの日記で解説してますので参考にしてください。
つづいて、あってると思っていたが、実際に間違っていた部分。

あーつまれOne Now GAME! はじめましょ ⇒ 集まれ! わんだーげーむ 始めましょう

う〜〜ん、これ『わんだ〜げ〜む』とは聞こえなかったな・・・。

こころは次の場所へはしりだしたよ(マンガン 逆転) ⇒ こころは次の場所へ走り出したよ(挽回逆転)

専門用語でもなんでもなかったw

ライライミライラーイ(ライライトイメン) ⇒ 来来・未来は(来来対面)

ここは文章みたいな構成になっていて、次の歌詞の『真っ白〜〜』に掛かっています。
括弧内の(来来対面)はこのとき、バックの絵で優希が咲に振り込んでます。
この咲が優希の対面だったのでしょう。
この歌詞の意味は、余りにも悪くて『お先真っ暗』ということを反対の白に引っ掛けているのです。
ちなみに『真っ白』というのはのことで、優希がを捨てたときに、今度は和が混一色であがっているシーンがバックの絵になってます。
そのときに(来来、混一色)という歌詞に掛かっているのです。

やる気のキミ 強気でキミ ⇒ やる気キミ 強気キミ

助詞の使い方を間違えたようだ。
この『キミ』というのは優希のことでしょう。
つまり、優希に『やる気だ』『強気だ』と励ましているのです。


ざっとみて、訂正箇所はこんなところでしょうか。
それでは今回のフルバージョンで2番以降でも麻雀用語が結構使われていますので、そちらの会デツです。
なお、今回はフルバージョンの歌詞になり。、また聞き取りではないためJA●RACあたりから、なにかいわれそうなのでw
2番以降の歌詞は抜粋だけにさせていただきます。

(ポン、チー、カン、ロン、ハイ牌、シャンポンテン  ポン、チー、カン、ロン、はいっ、チュチャンパイ)

ポン、チー、カン、ロン、はもう説明要らないですよね?
シャンポンテン
これは,双碰待ち(シャンポン待ち)聴牌(聴牌)をくっつけた言葉ですね。
聴牌というのは、『あと一枚で上がれる状態』というのは説明したと思います。
双碰待ち(シャンポン待ち)というのは、3枚組みが3つ揃っていて、残りの4枚が対子2組の状態のことです。

この状態ですと、、どちらかの対子の三枚目が来た時点で上がりとなりますが、このような上がりの待ち方を『双碰待ち』と呼びます。
チュチャンパイ
中張牌のことですね。
実際には『チュンチャンパイ』と言ってるのでしょうが、どうもこう聞こえます。
以前『么九牌』というのを説明しました。
これは1と9と字牌のことでしたね。
つまり

この13種類が『么九牌』と呼ばれます。
中張牌とはこれら以外の牌のことです。
つまり、萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソウズ)の2〜8の牌のことです。



これらの牌のことです。

シェイシェイ、感謝の(シェイシェイ、イーチェン)
シェイシェイ、言葉は(シェイシェイ、ファンパイ)

イーチェン
これ『イーチェン』と聞こえるのだが、実際には『イーチャン』と言っているようだ。
『イーチャン』⇒一荘のことで、麻雀の一ゲームの長さを表す言葉です。
日本では『イッチャン』などとも言います。
麻雀は基本4人でやりますが、4人が一通り親をこなし1周すると、東場⇒南場にうつります。
一荘というのはこれを4回行うことです。
つまり東場⇒南場⇒西場⇒北場と4週するんですね。
北場が終了した時点で、最終得点計算をしてゲーム終了です。
これが一荘というゲームの長さ。
ただし、実際にはこの長さはかなり長いので、この半分の『東場⇒南場』で終わらせるのが現在の麻雀のゲーム長さの主流です。
これがいわゆる『半荘』(ハンチャン)と呼ばれるゲーム長さです。
東場だけで終わらせる短期型のゲームもあります。
これは『東風戦』(トンプウ戦)と呼ばれています。
ファンパイ
飜牌のことですね。
字牌を3枚集めると出きる役のことを総じて飜牌と呼びます。
ただし、どんな字牌でも3枚集めれば子の役になるかというと、そうではありません。
字牌は7種類ありますが、大きく分けて下記の4種類になります。

1)三元牌

この3枚のこと。
2)場風牌
東場であれば、南場であればになる。
3)自風牌
自分の席と同じ名前の牌
自分が南家だったら、西家だったらになる。
4)客風牌
三元牌、場風牌、自風牌のいずれにも該当しない字牌のこと

このうち、飜牌として役になるのは1番、2番、3番です。
4番は3枚集めても役にはなりません。
通称『オタカゼ』とも呼びます。

自分次第ね(フリテンリーチで流して)

フリテンリーチ
フリテン状態でリーチしていること。
フリテンとは、あがってはいけない牌のことで、リーチしたということはあと一枚で上がれるのだが、その上アガリの牌がフリテンに該当する牌だということ。
麻雀であがってはいけない牌であがることをフリテンといい、反則行為に該当する。
ただ牌をそろえてあがれるかというと、そうはいかない場合もあります。
では麻雀でフリテンの対象となる牌はどんな状態があるのか?

1)自分が捨てた牌
これは全てが該当します。
自分が捨てた牌で、あがることはしてはいけません。
2)リーチした後に捨てられた牌
リーチした後に捨てられる牌は、自分もそうだが、自分以外の人も対象になります。
つまり、リーチした後は最初に出た上がりの対象の牌であがらないといけません。
3)同順における他人が捨てた牌
リーチをしていない場合、人が捨てた牌を見逃したら、自分の牌をとる順番を通り越さないうちに他の人からあがることは出来ない。
咲-Saki-アニメ第1話で『山越し』という説明をしたが、それがこれに当たる。
ただし、自分の番が一度過ぎれば、同じ牌であがってもよい。

以上ですね。
気をつけるのは、フリテンの対象となる牌を一枚でも該当する場合、上がれる牌が沢山遭ったとしても、全てがフリテンの対象になることです。
これは意外と見落としがちだが、よくやってしまうので注意。
いずれ、ふりてんについては別のところで解説したいと思います。
あと、このフリテンの採用は『ロン』の時にかかることが主で、ツモの場合はフリテンだろうとあがれるというルールが採用されていることが多いです。
したがって、フリテンとしても『ツモアガリ』する自信があるのであればリーチしてもいいです。
しかし、ルールではフリテンの場合ツモアガリすら認めないというルールもありますし、フリテンの場合はリーチしてはいけないというルールも一部にあります。


以上ですね。
それでは『熱烈歓迎わんだ〜らんど』じっくり聞きますか。

熱烈歓迎わんだーらんど

熱烈歓迎わんだーらんど

ここに歌詞が出ました。
たぶんJASR●Cの許可サイトでしょう。
熱烈歓迎わんだ〜らんど』歌詞