ライトノベル『マリア様がみてる リトルホラーズ』

マリア様がみてる 34 リトルホラーズ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 34 リトルホラーズ (コバルト文庫)

福沢祐巳、3年生!
祐巳由乃志摩子が3年生になった4月。山百合会のメンバーは新入生の菜々を迎え、薔薇の館に集まっていたが…!?

紹介文ではいかにも、新薔薇さま3人がメインのような書き方ですが、実際には菜々視点です
お〜〜有馬菜々来たよ〜〜
でも、人物紹介のところがちゃんと変わっている。
あの3人がとうとう”薔薇さま”として紹介されている・・・。
なんか、感慨深いですね。
それと同時に祥子様がとうとう消えました。
これにはさびしさを感じます。


今回は短編集。
ということで、一応新学期の話ですが、新薔薇さま以下、ブトゥン含めてそれほど出番なし。
短編はコバルトに掲載されたものを載せていますが、全て山百合会とは関係ないリリアンの生徒がほとんど。
ほとんどがちょっとしたホラー系のつくりになっていて、みんなそれぞれオチが無いような・・・。
だからこそのホラーなのか。
これはこれでよかったですが、やっぱり、個人的には祐巳達の薔薇さまの物語が読みたいです。
評価:★★★