ライトノベル愛好会『ラノベ売り上げランキング』2009年7月13日付け

2009年6月29日〜7月5日までに売れた文庫のうち、ライトノベルのみを抜粋。
今週は集計期間中に角川スニーカー文庫コバルト文庫ファミ通文庫などが新刊を刊行しています。


それでは、今週のランキングです。

第2位

マリア様がみてる 34 リトルホラーズ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 34 リトルホラーズ (コバルト文庫)

初登場  今週:34688部/累計:34688部

第3位

初登場  今週:29943部/累計:29957部

第5位

身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)

初登場  今週:20414部/累計:20430部

第6位

2週目:1位⇒6位  今週:19972部/累計:78878部

第12位

初登場  今週:16710部/累計:16710部

第20位

桜嵐恋絵巻 ~火の行方~ (ルルル文庫)

桜嵐恋絵巻 ~火の行方~ (ルルル文庫)

初登場  今週:14364部/累計:14364部

今週の30位は『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 6』塩野七生/10092部
今週ランクインしなかった作品はこれ以下ということになります。


今週は結構上位に作品が固まりました。
ただ、2万部〜3万部でこの辺りに来るというのは、全体的に文庫本の売り上げが伸びてませんね。
しかし、30位の文庫作品が1万部越えました。
久しぶりじゃないかな、ここのところ7000部代を行ったりきたりしていたから。
上位作品はいつもより平たいような感じの売れ行きですね。


2位はマリア様の新刊。
やっぱり、祐巳薔薇さま宣伝効果が大きかったのか、よく売れました。
実際には短編集でしたが、あとがきにも祐巳たちの薔薇さま編やるらしいことが書いてあったので、今後期待できるかも。
短編に書き下ろしのつなぎエピソードを入れる、いつもの短編集パターンでしたが、それだけでも有馬菜々成分たっぷりだっただけに、ファンは今後も期待してます(何を?!)


3位にはレンタルマギカの新刊。
前回あんなところで終わったから、読者に『早く〜〜〜早く〜〜〜』という思いをさせてましたが、この続刊でブレイク?したか。
今回もかなり売れています。
今後の展開も気になりますし、まだまだ行けそうですねレンタルマギカ
角川スニーカー文庫もこれが続くうちに、他の作品も売り上げを伸ばすようにがんばってください。


5位には『身代わり伯爵』の新刊がランクイン。
今回とうとう初動で2万部を越えましたね。
このシリーズ、巻数を重ねるごとに売り上げが伸びています。
少年陰陽師、彩雲国、マのつくシリーズに続く第4のビーンズ看板作品となるのも時間の問題かと思います。
電撃が相変わらずすごいのですが、続くのは以外にもこのビーンズかもしれない。


他にBL系統の文庫2冊もランクイン。
ですが、両者とも15000部前後でなかなかの売れ行きです。
BL系統ってたまにすごく売れますね。


今週は小振りながらも、よくランクに絡んだということでしょう。
さて来週は、電撃文庫が集計期間中に新刊を刊行します。
とある魔術の禁書目録の新刊があるから、今月も結構良いところまでいけそう。
そして、何気にボーナス時期にさしかかりましたので、読者の財布の紐が緩みがちですから結構良いところまでいけるのではないでしょうか。
先月の電撃10冊ランクインを越えられるか。