咲-Saki-第18話『繋がり』に出てきた麻雀用語の解説

咲-Saki-第18話『繋がり』に出てきた麻雀用語と麻雀独特の現象の説明です。


番組開始5分4秒

池田の逆襲開始!!

『にゃ〜〜〜〜〜〜』とほえた池田。
いよいよ逆襲の開始です。
今回の池田の手牌

なんとここから数え役満に持っていくのですが、はたしてどうやって持っていくのか?
それはこちらを参考にしてください。

ネタバレ容赦なし 咲-Saki-第6巻


番組開始12分37秒

フットレスト
藤田プロは『グリーン車によくあるやつ』といって、出張時に良く使うそうですが、アニメの絵はどう見ても新幹線の3列シートにしか見えません。
新幹線3列シートは普通車しか存在しませんので、この絵は間違いなく『グリーン車』ではありません。
藤田プロは見栄をはってグリーン車とか言ってますが、本当は自由席なんじゃないw?
それと普通車にフットレストはありません。
全ては藤田プロの大見栄か、アニメスタッフの手抜きでしょうw


番組開始17分13秒

咲『110符一飜は3600点です。』

110符一飜ってすごいことですよ。
実際に計算したのですが、7種類の条件をクリアしないと不可能な得点ゾーンです。
どうして、何処がすごいのか?それはこちらを参照してください。

ネタバレ容赦なし 咲-Saki-第6巻 その3


番組開始17分43秒

優希『大明槓の嶺上開花は責任払い

ネット上でかなりの議論を巻き起こしている、ネタバレの解説。
どうしてネタバレなのかはこちらを参照してください。

咲-Saki-第18話『繋がり』に出てきた、不可解な麻雀用語の解説


ここでは、具体的に優希が言ったことについての説明をします。
責任払いとは役を確定させた人が、あがった状態に関係なく得点を支払うルールで、麻雀用語では包(パオ)といいます。
一般的なルールでは大三元大四喜に適用されることが多いです。
この2つの役満は全部副露してもできる役満で、大三元全て副露下場合、大四喜を全部副露した場合になります。
つまり見見える範囲で役満が確定してしまった状態になったときに、この責任払いのルールが浮上します。
これで大三元大四喜をあがられたら、役満を確定させた最後の副露をさせた人に対して責任払いを適用します。
この場合は下のようなルールを適用することが多いです。

ツモであがった場合、全得点を責任払いにする。
ロン上がりの場合、振り込んだひとと責任払い者の折半となる。

ただし、ロンアガリで振り込んだ人と責任払いの人が同じ場合は、全得点責任払いの該当者が支払うことになります。
ですから、うかつに鳴かせてはいけません。


今回の咲-Saki-における責任払いは『大明槓の嶺上開花は責任払い』ということです。
カンには3種類あることは前にも説明しました。

自分で4枚そろえて行う暗槓
ポンして揃えた牌に、自分でツモってきた4枚目を加えて行う加槓
暗刻を手のうちに持っていて、誰かが捨てた4枚目に対して行う大明槓

このうち大明槓だけは相手の捨てた牌によるカンです。
いずれのカンも行ったあとは嶺上牌をとりますが、これで大明槓での嶺上牌であがったときに限って、責任払いの適用をすると言う説明です。
嶺上開花はツモアガリしか存在しない役ですので、

ツモであがった場合、全得点を責任払いにする。
ロン上がりの場合、振り込んだひとと責任払い者の折半となる。

の適用のうちツモだけの部分になります。
つまりは大明槓をさせてしまった人が、全得点をあがった人に払うと言うルールです。


それで、これが来週への布石になっていると言うのは、原作にない描写であることt、いままでに大明槓の嶺上開花のシーンがまだないこと。
つまり前にも無かったし、原作でも同じような説明シーンがないということは『これからこのルールが適用される展開がある』というのが、ほとんどの人の考えです。
おそらくは来週の天江と咲の決着がこれだろうと言うことです。


しかし、昔はともかく今時こんなパオのルール採用しているところあるのか?
役満パオは採用は多いけどね。
ちないみに私の私的な集まりでは、責任払いは一切なしで行っています。


実際には明日発売のYGで分かると思います。
きっとネタバレが大量に出回るでしょうねw
ここでも時間があったらやるつもりです。