ライトノベル『テツワンレイダー1』

テツワンレイダー 1 (富士見ファンタジア文庫)

テツワンレイダー 1 (富士見ファンタジア文庫)

黒いオーロラで世界と断絶された傭兵の国ログレス。
腐った世界に絶望し、引きこもっていたグレンは、ある日「ネコ耳メイド姿の喋る美少女人形」を手にする。
彼女は言った。「外の世界をのぞいて見ませんか?」と。

引きこもりが繰り広げるバトルファンジー


大楽先生久しぶりの新シリーズ。
武器屋とは違ったコミカルな作品。
主人公は引きこもり。
しかし、その引きこもりになった理由がとても重い・・・。


いきなりそんな重苦しいところからスタートするが、内容は全体的に至ってシンプルで読みやすかったです。
資格を得た人が、謎の人たちが主催する『剣精試練』に勝ち進んで最後の4人になる話だが、ただ淡々と物語が進んでいくと思ったら最後に違った要素が入ってきた。
まぁ、このままこの要素だけで進んでいたら確かに飽きたかもしれない。
惑わされた人の壮絶なる運命というのは結構残酷なものだなと。


最後に残った4人が次に向うのは?
悪くはないですね。
今後のやり方次第ではいい作品になるでしょう。

総合評価:★★☆