ライトノベル『れでぃ×ばと10』
見た目“やんきー”な執事候補生・秋晴。いつも受難続きの彼だが今回はなんと、先日交わした約束通り“れでぃ”たちとデートをすることに!?
- 作者: 上月司,むにゅう
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/01/10
- メディア: 文庫
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アキバ系王女様ピナとは観光スポット・秋葉原へ。みみなや鳳も従えて、オタクの聖地でとんでもない展開に……!
生粋の英国令嬢セルニアとは二人っきりで庶民派屋台でお食事に。こっそりとあとをつける朋美と大地はその様子を見て気が気じゃないようで……。
セルニアに異変が・・・?
とうとう、このシリーズも10巻ですか。
なんだかんだで長い付き合いになりました。
途中、継続をやめようかとも思いましたが、なんとなく付き合ってきてます。
今回10巻にして、少し物語が進みました。
ということは今まではただのエロコメ展開でなにも無かったかのように思われますが、・・・・・・確かに今までは何も無かったなw
今回はセルにアともう一人に微妙な感情が芽生えますが、本当に触りだけという感じで本格的には始まってません。
ピナとの絡みはノリがいつもどおりなんだけど、こちらもわずかに何かを掴み取った模様。
それと鳳もあんなキャラだとは思いませんでしたが、こちらも?
鳳は案外ダークホースかもしれません。
確か本編では明かされていないが、秋晴とは白麗転入前から知り合いだったと言う描写がありましたが、そこがなにか鍵になるような。
秋晴の考えはいざ知らず、その周りでは各人大きな一歩を踏み出したように思える展開でした。
その大きな一歩を加速させるのは、ヒロインである朋美の一歩がきっかけになると思う。
今回は進んだ分だけ少し面白くなってきました。
それにしても、セルニアって不器用なところがかわいいですね。
私はセルニア派ですよ。
総合評価:★★★