ラノベレーベルの2010年の戦略を妄想する。『MF文庫J』編 その1

2010年ラノベレーベルの今後はどういったことをしてくるのか?
私個人でかなり勝手に予想と妄想し、勝手に書いていきますww
ですので、いろいろ書いていますが、出版社とは何も関係ありませんし、正しいとは限りませんので最悪でも参考程度にしてください。
まぁ、適当に読み流してww


第1弾は『MF文庫J』編です。
MF文庫Jの発刊点数にみる、2010年の戦略??
なんか、2009年11月あたりから増えてない?
MFは多くても10作品くらいだったのに、ここ最近軽く10作品超えですよね?
調べてみると、予定段階だが1月25日刊行点数は14作品*1
2月25日刊行予作品点数は15冊*2にもなりますよ!!
一体どうしたのですか?
となぜか不安に駆られる私だが、MF側からすれば『お前には関係ない』で終わるだろうねww


まぁ、MF側に事情があると思いますが、それにしても増えた増えた。
まず、ひとつ変ったと言えば『毎月これだけ多くの刊行点数を確保できる作品数を抱えるようになった』ということでしょう。
出版社からすれば、商品を並べるわけですから売れる見込みがあって世に出すわけです。
それで、これだけ多いということは『ある程度売れる見込みのある作品を、これだけ揃えられる』ということ。
これ、2年前あたりのMF文庫Jなら考えられなかったね。
調べてみたのですが

2009年から急激に点数が上昇しています。
現段階ではまだ2カ月先までしかわかりませんが、2010年からはさらに増えている見込み。
刊行点数だけならば電撃文庫にも劣らないことになっています。
しかし、ここ1年でよくこんなに刊行点数を増やせる状態になりました。

良くいえば『それだけメディアファクトリーに体力と余裕ができた』。
悪く言えば『一世一代の大ばくち、まだ成功したのか失敗なのかわからない』

良い方向に転がってほしいですが、ただメディアファクトリー側だけに体制があってもダメで、それだけの作品を刊行できる作家陣がそろってないとできません。
細かく調べてる人はほかにもいると思いますが、2009年のMF文庫Jってほかのレーベルとか、異業種からとか、新人の発掘うも結構多かったと思う。
それでここまで増やせたんでしょうね。
しかも、ここ最近の刊行点数には『ゼロの使い魔』が入ってません。
それだけMF文庫Jが余裕を持って作品を世に送り出す体制が整いつつあると思っています。
ただ、実際に2009年の増加分に対してオリコンランク見る限りは、そこまで寄与していない模様。
それがどういう風になるかですね。
それと、ここまで増やしてほかのレーベルと戦うのもあるにはあるのですが、MF文庫Jの刊行作品同士での共食いも懸念される可能性もあります。
いずれにしろ、2010年のMFはどういった戦略なのか楽しみですね。

*1:ISBNコードも書いてあるのでほぼ確定だろう

*2:ラノベの杜さんより