2010年ラノベレーベルの戦略を妄想する 『角川スニーカー文庫』編 その1

2010年ラノベレーベルの今後はどういったことをしてくるのか?
私個人でかなり勝手に予想と妄想し、勝手に書いていきますww
ということですので、相変わらず出版社とは何も関係ありませんし、正しいとは限りませんので、本当に参考程度にしてください。


まぁ、適当に読み流してww


2009年の結果から今年もやります、角川スニーカー版SWOT分析
角川スニーカー文庫の戦略の方向性を妄想するうえで解析ツールを用いるとします。
昨年と同じく『SWOT分析』を使ってみます。


SWOT分析は4種類あります。

S Strength(強み)
W Weakness(弱み)
O Opportunity(機会)
T Threat(脅威)

この4種類のうち、StrengthとWeaknessは『内部環境要因』。
OpportunityとThreatは『外部環境要因』です。
したがって、私は角川とは全く無関係の人間ですので、内部環境要因についてはまったくもってわかりません。
ここは妄想のさらに妄想です。
主として外部環境要因を考えていきましょう。


読者から見た角川スニーカー文庫SWOT分析 2010年ver.
まずはSWOT分析を作ってみました。

さて、この中で2010年角川スニーカーが戦う要素として大きいのは、strengthとOpportunity。
Opportunityは実際に2010年戦いぬくためのチャンスシーンみたいなもので、Strengthはいわば固有戦力。
2010年はStrengthを巧みに使い来なし、Opportunityを確実にモノにするという算段。


逆にWeeknessは固有の弱点。
ここを突かれると崩れるようなもので、これはどうにもならない。
Threatは相手からの攻撃ファクター。
やりようによっては防戦は可能なもの。
2010年戦いぬくためには、Threatに注意しながらWeeknessを突かれないように防御する。


SWOT分析やるにはマクロ(PEST)とミクロ(3C、5FORCE)で解析しないといけないんだけど、
面倒くさいのですっ飛ばしましたw
ここまでやっておいて、いい加減だな・・・。


まず、強さを利用した基本戦略。
実力はあれど、ヒット作品に恵まれないレーベル。
ここ最近ハルヒ以外のヒット作をそんなに見てませんね。
2009年はハルヒアニメ化で一時盛り返しを見せたかのような気もしましたが、エンドレスエイトはまずかったのでは?
画期的な試みといえば聞こえはいいが、賛否を問うと否の方が多かったような気がします。
そして、よりにも寄って消失は劇場映画化。
これも賛否を呼びました。
大方は『映像化されるだけマシ』という考えだと思いますが、角川にして散々振り回されたような気もします。


わざわざここまでやった以上は、消失劇場映画を盛り上げないといけませんね。
そこで、バックの角川が総力で一大宣伝。
ただ、宣伝も無料ではないからどこまでできるかはわかりませんが。
このハルヒ劇場版公開中は一時的だが、角川も盛り上がりを見せるとは思います。
ですが、この期間中に何ができる?
ここが弱いところ。
普通だったらハルヒの原作本売るんだろうけど、原作があの状態。
出れば問題ないけど、すでにファンはあきらめムードも若干あると思います*1
なので、ゲームや関連グッズの売り上げを目指すのだが、ここでちょっと待ったと言いたい。
この方式だと売り上げが上がってもハルヒにしか目がいかないわけで、スニーカー文庫自身は何も変われない。
この公開は2010年最初で最大のチャンスだと思います。
でも、一体何をやればいいんだろうね。
ハルヒ公開中にほかのスニーカー文庫の作品の売り上げ増を狙うのは難しいですね。
できるのであれば、映画開始前に宣伝が入るけど、あれにほかのスニーカー文庫作品が流せればいいんだけどね。


これのほかに色々考えたけど、意外に文章が長くなったので、続きはまた今度

*1:私もあきらめかけている