ライトノベル『織田信奈の野望２』

織田信奈の野望 2 (GA文庫)

なぜか戦国時代に飛び込んでしまった高校生の相良良晴は、尾張の姫大名、織田信奈と出会った。
良晴は信奈にサル呼ばわりされてこき使われたり、桶狭間の戦いで活躍をしたりと、少しずつその時代に馴染んで過ごしていた。
そんな中、信奈と近江の浅井長政の縁談が持ち上がった。
想定外の事態に驚愕し、動揺する信奈の家臣団。
良晴は信奈に諫言して縁談を阻止したいが、身分はまだ侍大将。
一刻も早く美濃の稲葉山城攻略という大功を立てなければならないと焦る。

天才軍師登場

史実を忠実に再現しつつも、主人公が未来人のため微妙にずれていく世界観を徐々に始めましたね。
前回、斉藤道三が生きてたりとかですでに変わってはいるんですが、今回もいろいろ微妙ながら改変してます。

そして、今回は天才軍師として名高い『竹中半兵衛』が登場。
もちろん美少女美幼女です。
いやね、私その属性ないのですが、なぜかこの半兵衛は何とも不思議な気分にさせられましたよ。
どうも、この著者こういった美幼女の表現がうまいというかなんというか・・・。
そして、早くも盗まれてしまった大事なものｗｗ
相良良晴は全国の皆さんに殺意を抱かせたでしょう。

この作品ただ美少女が出てくるだけの、史実入れ替えラブ？コメというには余りにもうまくできてますが、今回登場したキャラ含めて、キャラクターがしっかり描かれているんですね。
それぞれに個性と特徴があって生き生きとしてます。

最後に登場しましたが明智光秀。
もちろん美少ですがｗｗ
彼女と信奈と相良が、どういった関係で本能寺に向かっていくのか？
今後の展開が楽しみです。
なにぶん史実ベースでのエンターテイメント作品なので、いろいろな細かい描写が難しいでしょうが次回も期待しています。

総合評価：★★★★