今週の鉄道の話題 2010/2/13〜2/20

山手線6扉車両を4扉車両に順次交換

JR山手線、全車両4ドアに…ホームドア設置で(読売新聞)

山手線は現在E231系500番台の11両編成で運転されいるが、5号車と10号車が6扉車両となっている。
この6扉車両は205系時代から導入されているが、導入した時期は山手線の混雑は相当ひどかったが、現在は若干緩和されている模様。
ただし、リンク先の記事に例として載っていたが

1990年ころは、最も混雑した上野⇒御徒町274%が現在は204%になっている

あれ、そうだったか?
山手線の最混雑区間はここ20年間はずっと『新大久保⇒新宿』だったはず。
上記の数字は日本で一番混雑する区間の数字であることは間違いないが、山手線の混雑率はここまであったかな?
それと京浜東北線が並走する海側よりも、新宿、池袋、渋谷を通過する山側の方が、根本的に山手線の利用客は多い。
山側は朝、夕方だけではなく日中、深夜でも込んでます。


また、この4扉車両導入のきっかけとなったのが、ホームドアの設置。
2010年度に恵比寿と目黒に試験導入後、2017年までに全駅に設置ですか。
結構急ピッチだな。
それで、現在導入されている6扉車両は、始発〜朝10時まで座席が収納されるが、2月22日からこれも取りやめることになった。
休日は確か座席収納をやっていないと思ったので、山手線で座席が収納される光景はもう見られないということですね。


阪急6300系特急、通勤特急運用からの引退

京都線6300系車両の「特急」「通勤特急」運用からの引退記念運行について(阪急電鉄)

1975年から約35年走行している阪急京都線の特急車両『6300系』が、京都線の特急、通勤特急運用から引退することになった。
一部編成はリニューアル、短編成化のうえ嵐山線で活躍しているが、京都線の8両編成の最後の1編成が後継車両の9300系に置き換え完了になる。


ところで、登場時はサイドにも白いラインがあったと思ったが、最近はないのね。
この6300系は、全盛期京都-大阪無停車特急として華々しい活躍でした。
その頃は横の白いラインと阪急カラーの組み合わせから、チョコレートパフェと呼ばれていました。
今の人は知らないと思うけど。


このころの私鉄車両って、愛称がついていた車両いっぱいありましたね。
今ではそんな時代を感じさせない、簡素でいかにもOEMっぽい感じの作りの電車が増えましたが・・・。
そんな時代から生き残っていた6300系ですが、嵐山線ではまだまだ活躍しそうです。


ご苦労様でした。