今週の鉄道の話題 2010/2/21〜2010/2/27

成田スカイアクセスは7月17日に開業

「成田スカイアクセス」平成22年7月17日(土)開業(予定)(京成電鉄、pdf)

京成電鉄は160km/hの高速運転のスカイライナーを主とした、新規開業の成田空港アクセス路線『成田スカイアクセス』の開業を7月17日にすると発表しました。
いよいよですね。
新型スカイライナー『新AE』と沿線の特急運転を主とした『3050形』を導入し、万全の態勢を整えています。


京成電鉄といえば2度の倒産危機迎えた会社として有名で*1、そのため高度成長期の設備投資ができなくて、その影響が出ています。
そのため、鉄道関連設備はボロボロ。
私みたいなマニアに突っ込まれるのはまだ分からない話ではないですが、京成沿線以外の普通の人が京成に乗ってだけで『なに?このぼろい鉄道』といわれます。
ハッキリ言って素人目でも設備の旧態依然とした殺伐は手に取るように分かります。
そんな状態の京成電鉄ですが、その2度の倒産危機をやっと乗り越えられそうな明るい話題です。


ある意味これが京成電鉄の本当のスタートといってもいいのではないでしょうか?


これを期に、高砂駅近郊の連続立体交差と高砂駅の高架工事。
すでに完成した日暮里駅と船橋駅の高架化。
やっと近代化のめどが立った模様です。
今後はぜひともスカイアクセスで余力のできた本線と千葉線含めて、高速化と近代化。
さらには昔は激しく争っていた、JR総武線との競争まで行えるようになればいいと思います。


京成電鉄の今後の発展に期待しましょう。


大井町線の夜間の急行の延長運転を実施

3月25日(木)から、大井町線の夜間の運転区間を一部延長します(東京急行電鉄)

私に非常に馴染みと縁がある大井町線
小田急沿線民となってだいぶ経ってしまいましたが、大井町線に乗るとあのころの懐かしさを感じます。
その大井町線ですが、急行が長津田まで延長運転されることになった。
実施されるのは平日の大井町始発『20:15』『21:00』『23:05』の3本。
現在はいずれも鷺沼行か溝の口きだが、これを長津田まで延長するということ。
ちなみに大井町発『22:26』の急行は今現在長津田行きなので、この時間帯の急行は4本となる。
東急は田園都市線の混雑解消の抜本的対策の切り札として、この大井町線溝の口延長と急行運転を始めたが、その効果のほどはまだ分かってない。
現在東急はいろいろなキャンペーンを行っています。

「大井町線でGO!通勤定期ルート変更キャンペーン」を実施します(東京急行電鉄)

こんなこともやってます。
東急の必死さが出てきていますね。
これのための大井町線利便性向上が、今回の急行長津田延長とかみ合ったものでしょう。


ところで、キャンペーン企画の商品ですが、巨大企業グループの東急だけあって、ホテルのペア宿泊券は豪華ですが、E賞の賞品はどうなの?

東急病院、人間ドック受診券

これ見た時吹いたww


東急病院は全国でもなかなか例を見ない、駅と一緒の病院。
というより駅舎*2が病院になっています。

*1:オイルショックと成田空港開業の読みの過ちが倒産危機をむかえることとなった

*2:大岡山駅