マンガ[鉄娘な3姉妹]3巻

鉄娘な3姉妹 3 (サンデーGXコミックス)

鉄娘な3姉妹 3 (サンデーGXコミックス)

松山せいじと言うマンガ家は新しいものより消えるものに愛着を持つ人だということが良く分かったww
扱っているネタもそうだが、表紙で一目瞭然。
1巻は『はやぶさ・富士』の牽引機EF66
2巻は489系ボンネットの急行能登


で、3巻でなにがくるかと思ったら、これまた消え行くもの『八トタ201系』
おそらくH7編成と思われるが、ここまでくるとそうとしかいいようがない。
編集担当もテツらしいが、この表紙をチョイスするあたりかなりの入れ込みテツと思う。


さて、本編ですが能登マミコ再登場・・・・というよりもうレギュラーじゃねぇww?
まず、一駅のみの支線区間
京王競馬場線、千代田線の綾瀬支線、東武大師線、西武豊島園線・・・。
いずれも本線分岐駅の次の駅が終点と言う一駅支線。
そんな短い旅程を行くと言う、テツ醍醐味の旅を非テツの能登と一緒に実践。
そのほかに、RAILWAYSで注目を浴びている一畑電気デハニ50、大糸線キハ52(3月引退)、名松線バス代行区間などを取り上げていますが、いずれも数年後にはどうなっているか分からないものばかり。
支線コーナーでは西武多摩川線の101系(旧)に京王の6000系も登場したがこれも絶滅危惧種
本当に好きですねぇ。
今回の旅はマニアックなものが多かったですが、作者の愛情と情熱を感じる構成は同じテツなら分かります。
非テツの人にも、その片鱗くらいは伝わっているとは・・・思いますww。


まだ2巻もやってないですが、この3巻もいずれテツ用語についての解説をやりたいと思います。