ライトノベルランキング 2010年7月5日付

2010年6月21日〜2010年6月27日までに売れた文庫本のランキングです。
期間中にはMF文庫Jスーパーダッシュ文庫などが新刊を刊行しています。

オリコン2010年7月5日付文庫本ランキング


今週は下記の作品がランクインしました。

第3位生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録 8』
第4位『IS インフィニット・ストラトス 5』
第14位デュラララ!!×8』
第17位大伝説の勇者の伝説 8 壊れた魔術師の未来』
第23位えむえむっ! 9.5』
第26位星刻の竜騎士ドラグナー)』

生徒会の八方  碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫)
IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫J)
デュラララ!!×8 (電撃文庫)
大伝説の勇者の伝説8 壊れた魔術師の未来 (富士見ファンタジア文庫)
えむえむっ! 9.5 (MF文庫J)
星刻の竜騎士(1) (MF文庫J)
先週にひきつづき、今週も少ないですね。
今週のTOP30ランクインは約8400部で、10000部割れは24位からという久々に敷居の高いランクになりました。

富士見ファンタジアは先週の発売日が週末だったので、売れ線作品は今週もいくつか残りました。
生徒会の八方』は先週よりも売れて、70000部近くまで伸ばしました。
通巻8冊目で通算11作品目のこのシリーズですが、いまだに勢いありますね。
それに『大伝説の勇者の伝説 8 壊れた魔術師の未来』は今週も10000部超えてます。
こちらは7月からアニメスタートですので、これから勢いが付けばいいですね。
第2のデュラララ!となるかどうか?
デュラララ!よりも既刊数が多いだけにつぼにはまれば、とんでもない事になりますねww


そのデュラララ!ですが最新刊の8巻が3週目に入りました。
すでにアニメ終了してますが、勢いは今まで出一番凄かったのでは?
2週目で10万部を超えています。
1巻が途方もない売り上げを示してますが、集計期間中の新刊刊行物だけでという条件でみても、この8巻はかなりの売り上げに入る部類ですね。


さて今度は純粋な集計期間中の新刊ですが、MF文庫Jが子ぶりながらもしっかりと3冊入れてきました。
えむえむっ!』シリーズは常連ですが、ネタではなく本当にアニメ化がl決定しているので、今後の伸びが期待できます。
そして『IS-インフィニット・ストラトス』は3巻初登場後、ジワリジワリと人気が出てきて、この5巻ではとうとう20000部超えの売り上げになる作品に成長してます。
ご存知のとおり、こちらもアニメ化が決定しており、今月のアライブからコミック版連載もスタート(厳密には先月号で、さわり0話なるものがあったが)。
個人的に、原作を意識しつつ、よくまとめていい作品に仕上がっていると思います。*1
そして『星刻の竜騎士ドラグナー)』がランクイン。
8000部台ギリギリとはいえ、新シリーズでいきなりランクインは立派ですね。
個人的に公式の紹介文を見るからに、MF信者ならば、思わず手を出してしまうような文章つくり。
公式の紹介って、担当編集が考えているって聞いたことがありますが、もしそうだとしたら担当編集って責任重大ですね。
個人的には絵とこの紹介、しそして作家の名声と実力もあるかなと思いました。


さて来週ですが、ファミ通文庫、角川系、コバルト文庫などが新刊を刊行します。
まずはなんと言ってもレンタルマギカの新刊『レンタルマギカ 白の魔法使い」が気になりますね。

私的には面白かったですが、どこまで伸びますか。
私の感想

レンタルマギカ 白の魔法使い


それから『ザ・スニーカー100号記念アンソロジー』の2冊。
悪く言えば、再掲による便乗商法?ちょっと違うけど、いい意味でずるがしこい商売と言うか。
まぁ商売している以上は、私からは何も文句は言いませんけどね。
実際にスニーカーに掲載されてない作品*2も収録されてますし、好きな人にはたまらんアイテムでしょう。

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)


う〜〜んこれはどう評価していいのか分かりませんww
個人的にはまさか続刊するとはと思っていなかった

U.F.O. 未確認飛行おっぱい File.2 (ファミ通文庫)

U.F.O. 未確認飛行おっぱい File.2 (ファミ通文庫)

完全にタイトルの勝利と思っていたのですが、続刊でルという事はそれなりには売れたのでしょうか?
1巻はランクインしませんでしたが、2巻がもし入ってくるようになったら・・・コメントは差し控えますw


ですが、一番気になるのはこれ

・・・これ凄いですよね。
さきほどの角川スニーカーアンソロジーよりもずるがしこい商売ですww
内容は第1巻(通称無印)と変わりませんが、絵がひびき師の絵ではなく実写版のキャストに入れ替わっているというものですね。
まぁ、実写映画を睨んで新たな読者を取り込もうとする集英社の姿勢があるのは分かりますけどね。
これで映画がこけたらどうするんだろうww
あと、今野先生のあとがきは流石に変わってましたww
そして、こちらもまだ読んでないですが、ギンナン王子としてリリアンにやってくる前の、花寺での学園祭の話。
そう、つまり先々代薔薇さまたちの花寺遠征です。
それの花寺側視点からの物語で、とうとうマリみてとつながりました。


これらが私的に来週気になる作品です。

*1:アライブのMF文庫J原作漫画って、比較的良作が揃っていると思うんですよね。

*2:レンタルマギカ短編 魔法使いの祝祭