ライトノベル『I・S インフィニット・ストラトス 5』

IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫J)

IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫J)

『ご飯にします?おふろにします?それとも あ・た・し?』
一夏かは突然の申し出に理性崩壊寸前。
美人で強い、IS学園生徒会長が満を持して登場。
突然一夏の前に現れたと思いきや、交換度Maxmamアンド、押しかけ女房攻勢。
おまけに一夏が大好きな年上仕様ww
これで一夏が堕ちないわけがない・・・
他の5人娘は気が気でないが、生徒会長に簡単にあしらわれる。
一夏を巡る攻防は、波乱の生徒会長乱入で、まさにヒートアップ!!
あれ?IS関係のほうはどうなった?

新キャラ登場。
しかしながら、相変らず一夏の朴念仁振りが光る攻勢のテンプレどおりのハーレム作品だが、この5巻もまさにそうだった。
この生徒会長が中々のキャラぶりで、一夏を振り回すやり方はいままでの5人以上にきつい。
流石の一夏もたじたじだ。
しかしながら、他の5人も黙ってはいないのだが、実姉以上に手ごわい相手だけに簡単にあしらわれ、なんか当て馬っぽい。
まさかこの生徒会長が新ヒロインなのか?


そんな怒涛の展開のハーレム状況は相変らずなのだが、本編の方は一向に進んでいないww
そろそろ何か展開がほしいなと思っていたのだが、最後のほうで少しだけ進んだ。
だけど、なんかとってつけたようなおまけに感じてしまうのは気のせいだろうか?
本来なら本編がもっと多くて、ハーレムが少ないはずなのに違うところが、この作品の魅力たるゆえんか?


最後の本編に少しの進展で謎の組織やら敵キャラの一部が出てきましたが、なにぶんページ数が少ないのでほんのちょっぴりでこれからを期待させるにはちょっと不十分だったかな。
そして生徒会長の押しかけ女房ぶりと、これをつなげる展開もちょっとムリが見られたような気がしないでもないです。


総合評価:★★★☆