ライトノベル『かぐや魔王式8』

いろいろやってきながら、とうとう8巻まで。
月見先生ご本人的にもMFでも比較的長いシリーズになりましたね。
MFと言えば、萌えだのハーレムだのいろいろやってますが、この作品も似たり寄ったり。
書いている月見先生の文章に魅せられてここまで読んでいますが、8巻まで来ていまだに進展なしww
しいていえば、六道が錦織本命宣言をさらっと言ったり(本当にサラっとだったな・・・)ついでに弓削も同じくサラッと宣言。
まぁ、弓削の場合あれですがww
それで自分は一体どんな気持ちなのか、すっきりしていないあいふぉんのターンというのが今回のおもな内容なのですが・・・・・・・・・


なにか忘れていませんか?


私の記憶では第7巻のラストで美紀による錦織への衝撃的発言があったはずなんだけど・・・?
これはどうなったww
あれが無かったことになっているかのような、華麗なスルーっぷり。
ここら辺、あとでなんとかなるのでしょうか?


さて、ざっと見渡してヒロインは相変わらずかぐやなのだが、対抗馬が弓削ww含めてやたら増えたなぁ。
ただ、美紀は梢との出会いでなんかはじけたような感じがした。


キャラ個別の中でもあいふぉんの掘り下げを行ったという点ではいいのだが、全体として物語が進んでいないことと、あいも変わらず錦織と閣下の関係が微妙なところ。
そしてなにより、この物語ってどこに向かうの?
これが何とも分からない。
閣下の不思議な能力とか錦織にも何かありそうだけど、ココまでの展開では普通の学園ラブストーリー(ちょっとハラグロあり)的なほんわかコメディにしかならない。


なにか裏で準備しているのか、それともこのままなのか。
いずれにしろそろそろひと波乱あたりがほしいところです


総合評価:★★★