『長門有希ちゃんの消失2』

あの作品の長門さん主役バージョン。
まずひとこと、もうこれ2次作品というより、完全に独立してるでしょう。
そのくらい長門さんに愛を感じる作品です。


簡単に書くと、消失でキョンが元の世界を望まなかった世界だったら、長門さんはどのくらいヒロインとしてがんばれるかという物語ですが*1、とにかく


有希がかわいい!!


このひとことかな。


こちらの長門さんは宇宙人が作ったヒューマノイドインターフェースではなく、ただの女子高生。
しかもはずかしがりやで、照れ屋で、いまいち弱気な女の子。
そんな彼女とキョンとのラブコメだが、正直キョンは完全空気だね。
万能型宇宙人もいいが、こちらの有希もいい。
この第2巻からはいよいよハルヒが登場。
設定通り北高ではなく他の学校の生徒として登場するが、有希のライバルとして着実にキョンに迫ります。


きっと読んでいるみんなが『有希がんばれ』と背中を押しているに違いない。

そんなハルヒの攻勢に当てられながらも有希成文がたっぷりな2巻でした。
今回もよかったです。


総合評価:★★★★☆

*1:ちょっと違うかもしれないが