年末年始SP 2010年を振り返るその1-ラノベ関係編-
2010年もそろそろ終わろうとしています。
ということで、2010年のラノベは一体どんな年だったのか、振り返ってみたいと思います。
2010年1月
富士見ファンタジア文庫で大活躍中の大楽先生がテレビ出演するという快挙を成し遂げました。
理由はラノベとは全くの無関係ですが・・・ww
このときはお笑いで有名な某芸能会社の養成所所属のお笑い芸人の卵として出ていますが、あれ以降大楽さんのブログのほうからもこのコンビについて何も話は聞きません。
大楽さんは執筆とバイトでとても忙しそうなのは分かりますが、このコンビは一体どうなったのか気になりますね。
どうなんでしょう、ヤキトリ先生。
これが2010年最初の私のラノベ関係の感想UP作品となりました。
いきなり少女向けからスタートしましたが、結構面白いんですよ。
少女むけは極端に考えなくてもすらすら読めて、著者に女性が多いので文体全体がやんわりというか、ところどころにやさしさが伺えて、少年向けを呼んでばかりの人にたまに入れるといいと思います。
もちろん、好きな方も、女性読者もじゃんじゃん読みましょうww
ラノベ原作の作品としては1月からはじまった『れでぃ×ばと』。
この作品AT-Xではとてもたくさんの乳首券が発行されて、微妙に話題になりました。
そもそもなんでこの作品をこういう路線にしたのか?
いや、そういう作品だからこうしたのかな?
1月からはラノベ原作として『バカテス』も開始されていましたが、この作品アニメ放送開始後に2009年最後に出た7巻以外にも、既刊の1巻からランクインするようになります。
この状態、アニメ放送中ずっと続くわけですが、実はこれ意向バカテス以外にもアニメ化で前に発刊された既刊が続々ランクインするようになりました。
これが2010年のラノベランキングの主な特徴のひとつとなるわけですね。
2010年2月
Twitterを使った逆書評バトルで絶好調だったこの時期のこの二人。
会話がだんだんエスカレートしましたが、某ラノベ作家さんの呟きが・・・
2010年3月
この2冊でピンと来た方多いと思います。
この3月はPHP研究所から新レーベル『スマッシュ文庫』が創刊されました。
一番最初は上記2作品が刊行されています。
低価格と挿絵の多さで勝負したようですが、結局3月から12月まで刊行作品は5作品という少ないラインナップでした。
来年以降はどうなるのでしょうか?
ちなみに、私はスマッシュ文庫全5作品読破しています。
ラノベでは珍しい闘牌物。
主人公が高校生ということでラノベになったようだが、その内容は結構ハードand気合の入った麻雀物。
正直ラノベとしてはかなり無理があるように見えましたが、麻雀が好きならば読んでもいいかもしれません。
ただ、やはりラノベでこの系統には無理があったのか続刊聞きませんね・・・。
2010年4月
毎月検索で『葵せきな』先生の顔検索をする方が多く、しかもどういうわけかココに来る人が多いので、本当に調べてみました。
実際に葵せきな先生は顔写真を出しているのですが、なんとご自身のブログでも公開しているんですね。
しかも2回もwww
その2回はいずれも海外サイン会での出張記録*1
広州での様子はなんと、とても美人な担当編集さんも出しちゃっていますが、これはいいのでしょうか?
2010年5月
"俺の妹がこんなにかわいいわけがない"がこのあたりから絶好調になってきまして、とうとうアニメ化が決定しました。
この頃はいつからかという事は公表されていませんでした。
しかし、このアニメ化告知が今までとは経路の違ったものでしたね。
かーずSPさんをはじめとした、個人でのブログやHPでの告知という前代未聞?の告知方法でした。
昨日発売日が決定して告知された『涼宮ハルヒの驚愕』ですが、先行掲載された『ザ・スニーカー』が4月30日に刊行。
その感想を5月にUPしました。
やはり、またされただけあって先行掲載とはいえ、その注目振りは大きかったようです・・・・が、告知どおり発売されたとして、告知が2011年の5月25日。
この先行掲載が2010年4月30日ですから、実に1年以上も待つ事になりましたね。
2010年6月
5月10日発売の同作品ですが、刊行直後から盗作疑惑が持ち上がり、6月9日に電撃文庫側から正式に盗作を認め謝罪と絶版回収する告知が出ました。
非常に残念なことですが、今後再発しないように心がけてほしいと思っています・・・・と思ったのもつかの間でしたねぇ。
2010年5月から急激に文庫本全体の売り上げが落ちたように思えます。
それで、こんな統計をとってみましたが、やはり5月から急激に下降していますね。
30位の作品が6000部以下というのもありました。
8位の作品が10000部以下というときもありました。
この5月〜6月はかなり低迷していたと思います。
バカテスと並んで、2010年前半を支えたのがこの"デュラララ!"シリーズ。
こちらもアニメ放送後からかなり売れ始めて、特に第1巻が再登場後かなり売れています。
第1巻だけで30万部弱行っています。
ということで1月〜6月を振り返りました。
まぁ、振り返ったという割にはたいした事かいてませんけどね。
7月以降もいずれUPします。
*1:台湾と広州