宮沢賢治は凄い人だったのかもしれない

今日は一日中出張でした。
車での出張だったので、カーラジオで交通情報を聞きながら走っていましたが、そのラジオで宮沢賢治と東北の地震についての話が出ていました。


宮沢賢治明治29年(1896年)生まれで、没年が昭和8年(1933年)。
宮沢賢治氏の産まれた明治29年三陸沖で地震があり、その後に起きた津波で甚大な被害が出た年。
さらには2ヵ月後に陸羽地震があり、岩手は大打撃を受けています。
冷害も結構あったようで東北地方は非常に大変な時期を過ごしたことになります。
そして、賢治が亡くなる直前の昭和8年3月には、再び三陸沖で地震があり、津波の被害が出ています。


宮沢賢治が生きていた時代の東北地方は、決していい状況とはいえなかったのでしょう。
これを踏まえて、改めて彼の代表作でもある『雨ニモマケズ』を読んでみると、なにか変わった見方になるかもしれません。


きっと今回の災害も、生き残った人と被災を免れた人たちで、立ち直る事ができると思っています。


余談だけど、宮沢賢治って『きんさんぎんさん』より年下だったんですね。