夏コミとかどうなりますかね。

福島の原発や、地震の被災者のために東京都も避難している被災者を受け入れる事にしたそうです。
その受け入れの場所ですが、東京国際フォーラム東京ビッグサイトだそうです。
まぁ、東京都としては良くやったということですね。
さて、本来ならば東京ビッグサイトでは東京国際アニメフェアが開催されていたところです。
既にかなり前に中止が決定されていましたが、そのためにあいた場所を提供して被災者を受け入れる事ができるようになりました。
もちろんまだ都知事である石原氏の命令と実行である事は間違いないとは思います。
アニメ好きとかエンタメが好きな人たちからは、すこぶる評判が悪い現知事ですがこれは評価してもいいでしょうね。
ただ、夏のコミケはどうでしょうかね。
今回の情勢に配慮するにしても、まだ先の話ですが。
既にその頃には東北も落ち着いていると信じています。
ビッグサイトに避難した人も、無事に帰れると思いますし、そう願っています。


ある意味、夏コミの開催ができるということは、全てが上手く回りだし、復興に向けて進みだした証拠と言う事にもなるかと思います。
そして、東北で活動している同人作家さんたちも、いつかコミケで笑える日が来るといいですね。


しかしながら夏コミなどふくめ、夏のイベント関係は別の意味でやばい状況である事も事実。
それは計画停電のほうです。
こちらは原発が再稼動しないと、とてもじゃないけどムリでしょう。
今日は99%電力消費ギリギリまで行きました。
結構危なかったですね。


東電からの発表で、例年のレベルですと夏場の最盛期は軽く4000kwを越えるそうです。
ここ最近根付いてきた省エネ意識ですが、じつはいまだ一部の大型工場で非稼動のところがあるんですね。
それらが動くと、今現在でさえ危ない状況。
おそらく、省エネ意識を徹底しても4000kwを切るのは難しいのでは?
それまでに計画停止中の火力が動くとか言ってはいますが、福島の原発を支えるだけの電力を火力が賄えるとは到底思えません。
そうなった場合、電力消費を今以上に削る事になりますが、真っ先に槍玉に挙げられるのはコミケを主として、イベント関連の開催やエンタメ産業の自粛ですね。
コミケをはじめとして、スポーツイベントのナイトゲーム開催、コンサート、あるいは、映画館、ゲームセンターとかなんかも営業縮小などの目に合うかもしれません。
それ以上に計画停電ももっと長時間と広範囲に広がるかもしれません。


東北が復興にむけてがんばろうとしていると同時に、首都圏では電気を有効に使う事態に陥りそうです。
2011年の日本は先行きはまだまだ暗いかもしれません・・・停電だけに。
計画停電もさることながら、別の意味で停電気味な日本の経済、国民意識も、早く解消できればいいですね。