ラノベ作家と麻雀

なんか少しだけ気になったので。
前回は顔写真を公開したことのあるラノベ作家さんについて触れましたが、今回は麻雀を愛するラノベ作家さんをいくつかピックアップしてみたいと思います。
ここで書いたものは、ご本人あるいは関係者の書いた記録からわかったもの。
もしくは作家さん自身の著作でそういう描写等があるなどから抜粋しております。


1.ブログで公開
風見周がご自身のブログで公開しております。
しかもプライベートで親交のある作家さんと交流戦をやっておりそうで、同氏のブログにはだれと麻雀をやったか書いてあります。
それによると、井上堅二氏、師走トオル氏、水瀬葉月氏とやったそうです。
さらには途中から鯨晴久氏も参加したということです。
結構いますね
それと、同氏のブログには『上月司氏がこれなくなった』と書いてありましたので、上月氏もできるということですね。


ただ、クリスマスに作家が集まって雀荘で麻雀とは・・・なんかシュールな感じがしないでもない。


2.ご自身で曝露

これで著者の谷川流氏は自身かなりの麻雀好きであることを明かしています。
対談形式のインタビューでも話は出てきましたし、孤島症候群のなかでもSOS団が麻雀をやるシーンがありました。
ハルヒ役満をあがったようですけど・・・。
同氏がどのくらいの腕前でどのくらいのキャリアなのかは分かりませんが、その熱意と好きなことだけは伝わりました。
なんか、いつか麻雀主体の何かやりそうな気がしないでもない。


3.著作で麻雀

物語後半で、まさかの闘牌物へと変わってしまったミスマルカですが、麻雀知らない人はぽか〜〜んとしたかもしれません。
さて著者林氏のこの部分に関しては、ほぼ間違いなく同氏は麻雀をやっていると思います。
極端にいかさまを表現してますが、ところどころにみられる麻雀を知らない人への配慮的な部分は、著者本人がある程度の麻雀経験者でないと書けないような感じがします。
しかし、ミスマルカが途中で麻雀闘牌物に変わった瞬間はさすがに私もびっくりした。


4.世にも珍しい麻雀が題材のラノベ

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

アスカ ―麻雀餓狼伝― (スーパーダッシュ文庫)

アスカ ―麻雀餓狼伝― (スーパーダッシュ文庫)

まぁ、TOPの東京忍者はどうかとして、私が知っている限りでは『ナナヲ・チートイツ』と『アスカ-麻雀我狼伝-』の2作品があります。
さすがに両作品とも麻雀とそれに関連する世界観が麻雀主体ですので、書いている人も知識、経験が豊富でそして描写などが上手です。
特に吉村氏のアスカの方は本格的闘牌物で、ラノベだったことがかえって悪くしてしまっているような気がしないでもない。
絵が無くても闘牌部分だけで充分通じますよ。


以上、いろいろ挙げてみました。
さて、麻雀をやらない人、知らない人は仕方ないですが、ある程度場数をこなした人にとっては、不思議なことに麻雀に対する哲学的な物が出てきます。
たとえば好きな役とかポリシーですね。
先に出た『ナナヲ・チートイツ』はタイトルそのまんま七対子にこだわった作品ですし、咲-Saki-はヒロインの必殺役が嶺上開花です。
きっと誰にでも好きな役というのができると思うのですよ。
それと、ポリシーですね。
ここで挙げた方々の場合ポリシーがありそうですが、それはどんものかは分かりませんので、ここはやむを得ず私の麻雀概念とでも書いておきますかww
まず、私の好きな役は平和です。
なんかどうしてもやってしまうんですよね。
すぐに順子をそろえたくなります。
もう数十年やっていると、いまさら変えられないんですよね。
そして私の麻雀に対するポリシーは2つあります。

1.麻雀は運を技術で操作するゲーム
2.麻雀は如何に勝つかでなく、如何に負けないかを競うゲーム

この2つを常に念頭に置いてやっています。
麻雀はよく運だけとか言いますが、運は誰にでも均等にめぐってくるものだと思っています。
麻雀を長いことやっていれば、牌の周りが悪くなることはいくらでもありますし、よくなることもあります。
これは運で決まるものでしょうが、運が悪い場合は如何に負けないようにするかは技術です。
勝つことはできても、負けないことはすごい難しいです。
それで牌のめぐりが悪ければ尚更です。
麻雀は負けないことを維持するのが、如何に難しいかということを念頭に置いて私はやっています。


ここで挙げた作家さんたちにはどんなポリシーがあるのでしょうかね。
特に麻雀に熱い思いがありそうな谷川氏には、どこかで語ってもらいたいです。
『谷川氏麻雀を語る』とか特集ないかなww