docomoのiPadも海外ではSIMフリー

みなさん、実はiPadってキャリアロック品も海外ではSIMフリーになることは知ってますか？
実はdocomo、AU、ソフトバンクの3社から販売されているiPadはキャリアロックがかかっています。
ですからdocomoのiPadはdocomoのSIMしか使えないというように、キャリアモデルはその販売したキャリの回線を使うSIMしか認識しません。
しかし、海外ではSIMフリー状態であることを知っている人はどれだけいるだろう。
あまり知られていないと思う。
なぜかというと、ソフトバンクを除き、AUもdocomoもかたくなにこの事実を公にしていないからです。

実際にソフトバンクのiPadは海外で何度もつながっている事実が報告されていますし、AUも実際につなげている動画があります。

ということは、iPad後発であったdocomoのiPadも同じなのでは？

しかしながら、最後発ゆえかいまだに実例が挙がっておらず、またdocomoも公式ではdocomo以外のSIMはつながらないといっています。

ということで、そうならば私が実際にやってみようということでチャレンジしました。

いきなり結論

この写真を見てください。
注目するのは左上です。
回線がソフトバンクの3G回線になっています。
ちなみに、私はソフトバンクと契約もしておらず、もちろんソフトバンクのiPadもSIMも持ち合わせておりません。

この写真はドコモのiPad-mini2でソフトバンクの回線を拾った時の写真なんです。
この写真を見る限り、docomo回線でつながらないはずの、ソフトバンク回線を拾っており、通信できています。
ちなみに写真はありませんが、この後このiPad-mini2でぷよぷよクエストを実際にプレイし、App-Storeからアプリもいくつかダウンロードしました。
少なくともソフトバンクの回線を使い、通信ができることが立証されたわけです。

これはいったいどういうことだ？

ソフトバンクは日本国内で通信事業を展開する立派なMNOであり、docomoのキャリアロック端末であるdocomoのiPadでつながるはずはありません。
では、これはいったいどうやってつなげたのかというと、これを使っています。

知っている人はわかりますよね。
これはGigSkyという世界各国で使えるデータ専用SIMです。
このSIMは日本国内ではフロンティアファクトリーという会社が代理販売しておりますが、本社はアメリカらしくSIM自身は日本の業者のSIMというくくりに入らないのです。
つまりはdocomoの端末が本当に海外でSIMフリーであれば、すなわち海外の通信事業者のSIMを日本国内で挿入してローミングした場合、日本国内でつながるはずである。
このような事実関係をGigSkyを利用することにより立証しようとして、そして結論に至ることができました。
なお、Gigskyは当初日本国内ではdocomo回線をローミング先にしていましたが、今現在はソフトバンクの回線を日本国内でのローミングパートナーとして選んでいます。
だから先ほどの写真のiPadはソフトバンクにつながったということです。

この検証から、docomoのiPadも海外ではSIMフリーである可能性が濃厚である確証を得ました。

以上

注意)
この検証はあくまでも国内において海外のSIMをローミングで検証した結果です。
海外にはdocomoの端末と通信周波数帯域が合わない、通信方式が合わない事業者もありますし、必ずしも世界各国でつながることを証明したわけではないことを考慮してください。
また端末のアップデートなので、突然変わることもあり得ます。
常に最新の情報収集を心がけるようにしてください。