ソード&ウィザーズ


最近ラノベの業界もネタ切れなのか、似たようなストーリーが多くなった。
そんな中、これは比較的できた作品かと思う。
ハーレム、ブラコン妹、ツンデレヒロイン、クールな幼馴染・・・ありきたりの人物配置に、剣と魔法とメカの入り乱れた世界観に学園が舞台。
いまどきのラノベ要素を放り込みましたという王道な作品です。


何が良かったのかというと、文章と表現力ですかね。


読みやすいし、文庫本一冊飽きさせない。
へた長い説明は避けているのだが、肝心なんところはきちんと押さえておくとかそういったところで作りがしっかりしている。


ヒロインが早くもデレに入ったのが意外だったが、全部で7人いると思われるヒロインのうち4人残っているからこのペースでいいのかもしれない。


よくもなく悪くもなく、読み応えがないかといえばそうでもない。


面白いとは思います。
今後の展開にも期待します。