ソフトバンク、日本通信から異議申し立てを受けていた


以前、マスコミに載った記事だが日本通信ソフトバンク回線でMVNO事業を開始するため、協議中というものがありました。
その後、日本通信は個人向けMVNOの撤退示唆、U-Mobileへの移行、MVNE事業や法人向けの回線事業などの話が出てきたので、ソフトバンク回線MVNOはなくなったのかと思っていたが、実際はちょっと違った。


日本通信ソフトバンクの対応に激怒! 総務省に申し立て


なんか、知らないうちにこの2社の間ですごいことになっていた。
要するに、ソフトバンクと協議していた日本通信が、ソフトバンク側の対応に納得できずに決別。
その後、総務省に申し立てをしていたことがわかった。
ここまでは事実のようです。


ここからは日本通信側の言い分。
まず、日本通信の借り入れに対し、ソフトバンクは回線を貸す方向で話には応じていました。
しかし、ソフトバンクからの条件が、貸す回線はSIMフリー端末向けの回線でソフトバンクSIMロック端末では使えないというもの。
なお、ソフトバンクのこの条件で回線を使うMVNOは飛騨高山ケーブルテレビがHitスマホとして事業を行っている。
これが事実上最初のソフトバンク回線を使うMVNOとなったが、SIMフリー端末しか使えない。
日本通信はこれを不服として協議を中断し、総務省に申し立てを行ったということ。


つまり日本通信が求めていたのは、docomoと同じキャリアロック(今回の場合はソフトバンク)端末でも使えるような回線を要求しているということです。


ソフトバンク側はこれにどう対応するのか、今後の動向が見ものです。