2010年6月25日

インフィニット・ストラトスがアニメになるそうですね。
なんとなく予想はしてましたが、5巻にして発表ですか。
そのISの最新刊5巻が今日出ますが、MFは富●見とちがって2、3日前のはや売りは当たり前ですから、ほとんどの方が知っていると思いますので割愛。
いずれ別の機会にでも。


さて、ジェロラモ・カルダーノという人物を知っているでしょうか?

ジェロラモ・カルダーノ(Wiki)

16世紀のイタリアの数学者として名が知られていますが、本業は医者です。
この人、実は鉄道マニアにはたいそう有名な方なんです。
それはリンク先のWikiにもかいてある『自在継手』と呼ばれるものの開発者ということです。
自在継ぎ手がどんなものかはここでは省きますが、この自在継手は20世紀になって鉄道業界で脚光を浴びています。
それは、鉄道のモーターから駆動輪に動力を伝える駆動伝達回路に、この自在継手を使っているからです。
1950年中盤あたりから普及し、1980年頃には一般的な駆動伝達回路として定着しました。
これらの自在継手を使った駆動伝達回路のことを、開発者の名前をとりカルダン駆動方式と呼びます。
決して"ピエール・カルダン"とは関係ありませんからねww
昨日こんな記事がありました

新京成の「800形」電車、7月引退 撮影会も(Asahi.com)
⇒(ttp://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201006220393.html)
*1

この記事に『イタリアの数学者が考案したとされる当時の最新式。』とか書いてありますが、このイタリアの数学者とは『ジェロラモ・カルダーノ』の事ですが、この記事これだけしか書いてないので、読んだら意味不明ですねww
ということで、新京成の800形が引退だそうです。


今日ですが、鉄娘以外にもあるテツマンガ『鉄ヲタ少女』の感想をUPしたいと思います。
ラノベランキングはまた一日伸ばすかも・・・。

*1:新聞社なので直リンせず

マンガ『鉄ヲタ少女』

コミックビームに短期連載されていた、女子高生なのに鉄ヲタという漫画です。
発行元はエンターブレイン
これが表紙。

表紙からしてマニアックです。
既に現存しない157系だし・・・しかも現役女子高生とのツーショットはありえないので、電車のほうがセピアっぽくなってます。
157系は準急日光に導入されたが、そのあと東京-大阪の臨時特急『ひびき』に投入されてます。
1960年頃の話ですので、表紙の157系の隣の湘南色の電車は、おそらく80系電車でしょうね


近鉄娘のマンガがあるけど、登場人物のテツ分はこちらのほうがかなり濃い。
知識量ではテツ娘3人の方が上だけどww


こちらはテツ娘と違って扱う鉄ネタもかなりマニアック。
タイトルのつけ方が、第1話とか第2話じゃなくて、『1レ』『2レ』とか、既にマニアの世界です。
流石にこれは濃すぎる!!
その『1レ』で登場するのもまさにマニアックでEH10型電気機関車
私が生きているうちに目撃した事がありますが、既に現役は存在せず。


そのほかにひたちなか海浜鉄道、流鉄など小さい鉄道まで。
しかしながら、この作品の濃さはこういった扱うネタではなく、登場キャラの言動にあります。
ということでその一例

『アタシがアップになってて、電車がぜんぜん撮れてないじゃん!!』
『オレンジ色の201系って、中央線から転属してきたのかな?』・・・『アホか!(貴様それでも鉄ヲタか!)』
『私鉄王国の関西に来てJRばっか乗っている、(マニアとしては)ド素人!!』
『マニアの勝手な都合を現場に押し付けんな!だから鉄ヲタは嫌われるんだよ!!』

これらの台詞に、ニヤっときたり『あるある』と思ったら立派なテツですね。


そんな鉄乙女こと、テツな女子高生『十河ひびき』のテツな物語り。
『鉄娘な3姉妹』よりもかなり濃い分、素人には手を出しずらいかもしれませんが、マニアにはお奨めの1冊です。

鉄ヲタ少女 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

鉄ヲタ少女 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)


ただし、実際にこんな女子高生はいないと思います。