ライトノベル「ほうかご百物語2」

萌え努力家イタチさんと、その愉快な仲間たちの第2弾。
今回は新キャラに犬神使い(おっと)が登場。


この犬神使いとイタチさんの壮絶なバトルから始まって、河童に猿神と盛りだくさん。


1巻と同じで、個性あるキャラがテンポよく回っているところに、主人公の天然で味付けというスタンスがバランスがよくて、読みやすい作品。
ただ、全体的にこの作品それほど伏線がない(というよりまったくないのでは?)上に、ネタバレが早いような気がします。
狐も正体をあっさりばらしたし(1巻)。
天狗もあっさり。
その天狗からもらったアイテムが、今後の重要なキーになるかと思いきや、あんな形であっさり使っちゃうとか・・・
天狗でなくとも唖然としますね。
まぁ、そのノリがいいのかもしれないが。
また、そのアイテムをもらったときの天狗の奇妙な一言も、結局あの猿神のことだったのかな?


やっぱりネタバレが早いですね。
別にこれはいいのですが、原作者がネタ切れ起こさないか心配です。


評価:★★★