ライトノベル「ほうかご百物語2」
- 作者: 峰守ひろかず,京極しん
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 文庫
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今回は新キャラに犬神使い(おっと)が登場。
この犬神使いとイタチさんの壮絶なバトルから始まって、河童に猿神と盛りだくさん。
1巻と同じで、個性あるキャラがテンポよく回っているところに、主人公の天然で味付けというスタンスがバランスがよくて、読みやすい作品。
ただ、全体的にこの作品それほど伏線がない(というよりまったくないのでは?)上に、ネタバレが早いような気がします。
狐も正体をあっさりばらしたし(1巻)。
天狗もあっさり。
その天狗からもらったアイテムが、今後の重要なキーになるかと思いきや、あんな形であっさり使っちゃうとか・・・
天狗でなくとも唖然としますね。
まぁ、そのノリがいいのかもしれないが。
また、そのアイテムをもらったときの天狗の奇妙な一言も、結局あの猿神のことだったのかな?
やっぱりネタバレが早いですね。
別にこれはいいのですが、原作者がネタ切れ起こさないか心配です。
評価:★★★