ライトノベル「きゅーきゅーキュート8」

きゅーきゅーキュート!〈8〉 (MF文庫J)

きゅーきゅーキュート!〈8〉 (MF文庫J)

このシリーズもとうとう8冊目。
前回の日替わりデート編の最後で、三女リィナの爆弾発言


「お父様が人間界にいらっしゃるの」


の展開どおり、キュートたち667人の娘の父親が人間界にやってきた。
その目的は?


さて、今まで美少女萌えが多かったですが、今回は一転して漢編。
キュートのお父様こと、魔界の大貴族フォンターナ公爵の登場です。
しかし、お父様はとても667人の娘がいるとは思えない若々しさで、かなりの2枚目に見えますです。
いかにもあちらのほうはご活躍という感じですなwww
しかし、名前がすっ飛んでる。


「ハンサム・フォンターナ」


なんちゅう名前だ・・・(笑)


この手の物語のお父さんといえば、たいてい娘にまとわりつく男を排除しにくるのが目的だが、このお父さんはちょっと違うな。
理刀に好意的です。


しかし・・・


「最後の最後でだまされた!!」by理刀



このお父さん策士です。
なにげに、そのだまし討ちの仕方が理刀の痛いところをついているだけに、磨きがかかって見える。
このピンチをどうしのぐかというところで、今回は終わります。


ちょっと、中だるみな感じがしていたこのシリーズだけど、少し方向が修正された様に思える。
まぁ、読めなくはないレベルかな。
次回への期待を込めて


評価;★★