ライトノベル「時載りリンネ2 時のゆりかご」
- 作者: 清野静,古夏からす
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 文庫
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前回で時砕きになったリンネの冒険第2弾。
今回もリンネの暴走と高久の抑えは上手くかみ合っているようだ。
リンネの小学生らしい明るさは、50歳以上も離れた老人でさえも、心を動かして友達になれる不思議さ。
これは子供ならではの特権だろう。
リンネの明るさは非常にかわいくていいね。
Gと遊佐はオークションに参加するが、17歳と15歳の少年少女が成人に見えるのか?
こちらはリンネと違って無理があるような・・・。
ところで、おめかししたGの挿絵はないの?
今回も最後は「時の旋法」を狙って敵が出てくるのだが、この物語はっきり言って
戦闘シーンは必要か?
別になくてもいい物語だと思うんですけどね。
ゲーテルリンネの出番がないからというのはなしにして(笑)
なんか、最後の最後でバトルになるから、どうしても最後でテンション落ちちゃうんだよね。
戦闘はなくてもいいと思う。
それとも角川スニーカー編集部から、バトルシーンでも強要されたのかな。
正直、この作者はこういったシーンは向いていないと思った。
今後もバトルシーンはあるんだろうけど、一度バトルなしの長編も読んでみたい。
短編はすごくいいので、残念だ。
評価:★★★