ラノベ愛好会「11月の書籍」

ライトノベル愛好会

mixiより転載

11月のラノベ総評です。
読んだ本の数：18冊
読んだページ数：5517ページ

■司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫 ゆ 1-18)
読了日：11月23日 著者：ゆうき りん
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048671294
■司書とハサミと短い鉛筆 (2)(電撃文庫 ゆ 1-19)
読了日：11月26日 著者：ゆうき りん
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048673440
■ゼペットの娘たち (電撃文庫 み 11-3)
読了日：11月20日 著者：三木 遊泳
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048671383
■ゼペットの娘たち 2 (2) (電撃文庫 み 11-4)
読了日：11月23日 著者：三木 遊泳
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048673513
■H+P(1) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-1)
読了日：11月22日 著者：風見 周
http://book.akahoshitakuya.com/b/4829133228
■迷走×プラネット (一迅社文庫アイリス (か-02-01))
読了日：11月21日 著者：神尾 アルミ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4758040419
■明るい家族砲計画っ!2 (ファミ通文庫 あ 4-3-2)
読了日：11月12日 著者：新木 伸
http://book.akahoshitakuya.com/b/4757744838
■SH@PPLE 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 185-1)
読了日：11月01日 著者：竹岡 葉月
http://book.akahoshitakuya.com/b/4829132752
■SH@PPLE―しゃっぷる―(2)
読了日：11月10日 著者：竹岡 葉月
http://book.akahoshitakuya.com/b/4829133031
■SH@PPLE―しゃっぷる―(3)
読了日：11月13日 著者：竹岡 葉月
http://book.akahoshitakuya.com/b/4829133341
■イスカリオテ (電撃文庫 さ)
読了日：11月08日 著者：三田 誠
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048673483
■ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-3)
読了日：11月03日 著者：アサウラ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4086304058
■会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫 140-29)
読了日：11月02日 著者：鷹見 一幸
http://book.akahoshitakuya.com/b/404425723X
■時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)
読了日：11月01日 著者：清野 静
http://book.akahoshitakuya.com/b/4044732019
■時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)
読了日：11月09日 著者：清野 静
http://book.akahoshitakuya.com/b/4044732027
■時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット(角川文庫―角川スニーカー文庫)
読了日：11月30日 著者：清野 静
http://book.akahoshitakuya.com/b/4044732035
■時載りリンネ! 4 とっておきの日々(角川スニーカー文庫 203-4)
読了日：11月27日 著者：清野 静
http://book.akahoshitakuya.com/b/4044732043



今月はいつもより多い18冊。
そのうち、9冊がなんと「新シリーズ」
さらに、7冊はその新シリーズの続刊なので、実質続き物はわずかに一冊という新作フィーバーだったりして。
ちなみに続き物一冊は「明るい家族砲っ計画！」の2巻。


今月は作家の数も10人となったが、そのうち7人が初めて手にした作家と言うすごい月になった。
さらには1人はデビュー作という新作ラッシュ。
ではまず作家も初めてながら、新シリーズの評価。


時載りリンネ
これは面白い。
なんか、児童文学を読んでいるようでほのぼのとしていて、とても心地よい感じがしました。
時砕きゲーテルリンネは正直不要かと思いましたが、3巻あたりでその使い道が示されたような気もします。
今後に大いに期待できる作品でしょう。


SH@PPLE
女流作家ならではの視点で描いた男女入れ替え物語。
萌えもエロもラブコメも王道をつめまくりながらも、きちんと作品となっている点は見事。
竹岡葉月という作家だから出来る業なのかもしれない。


ベン・トー
個人的に合わなかったのだが、人気作品。
視点が面白いので、今後伸びると思う。
でも、あとがきはもっと面白い。
あとがきが面白い作家ってどうなんだろう。


迷走×プラネット
デビュー作。
ノリと勢いが感じられる作品。
微妙にＳＦしているところがいい。
なにぶん一迅社アイリスなので、百合やらＢＬやら美少年はお約束なのだが、それでもよかったと思う。
この作者の今後が期待できます。


ゼペットの娘たち
ほんわか路線としては秀作。
常識的な人形と、非常識な人間とが絡み合うのもいいが、心を持ったもの同士の助け合いとかが妙に下町人情ドラマを見ているようだ。
今後もいい方向に進むだろう。


司書とハサミと短い鉛筆
とにかく穿いてないの一言に尽きるエロエロ作品。
まぁ、ネット上で聞く限り、「ゆうきりん」氏というのはこの手の作品が多いと言うことで。
1巻は微妙だったが、2巻で少しよくなった。
この作品は無理をせず、このノリで行ってほしい。


会長の切り札　一芸クラブに勝機あり
この作品は他の作品と違って、一線を画していた。
なんか持論を見て取れるような作品つくり。
それで、作者に興味がわいて調べてみたんだけど、色々驚かせられることが・・。
この作者にして、この作品ありと言ったところですね。
なかなか面白い作品にであったと思います。


つづいて、新シリーズ


Ｈ＋Ｐ　ひめぱら
「風見周」氏のほかのシリーズ。
この人はこういった作品を得意とするのか？
かなりエロエロしい作品。
今月一番エロかった作品大賞です。(笑）


イスカリオテ
数年ぶりに「作者」で手を出した作品。
まぁ、実力抜群の「三田誠」氏ですから、何も不安は感じてませんでしたが、予想通りの安定した作品つくりです。
今後の展開次第ですが、悪い方向に向かうことはまずないでしょう。


最後に、唯一の続刊物


明るい家族砲計画っ!2
ハチャメチャな割には、意外と根底はしっかりしている作品なんですよ。
「新木陣」氏はなにげにベテラン作家ですから、どんな展開でもちゃんとまとめるんですね。


今月は良作フィーバーでした。
特に「時載りリンネ」「SH@PPLE」はよかったですね。


さて、12月は


マリア様がみてる
放課後の魔術師
ドラゴンクライシス
文学少女

などを予定してます。