ライトノベル「放課後の魔術師2 シャットダウン・クライシス」

同い年の教師・秋津安芸に論理魔術を教わることになり、一緒にいる時間が増えて喜ぶ播機遥。しかし、乙女心は鈍感男に通じず、関係は相変わらず微妙なままだった。そんな日常を壊すかのように、“鴉”が学園の管理システム“ジェシカ”にハッキングをしかけて乗っ取り、遙を含めた全校生徒を人質にしてしまう。論理魔術の根幹を揺るがす要求を突きつける“鴉”に対し、彼女の身を案じる安芸は、魔術と知力を尽くして救出に向かう。


今回は結構早めにバトル展開。
そして、意味ありげな新キャラ投入。
そして、実は主人公に早くもホノ字気味なヒロインに、朴念仁主人公。
前回からかなり良く仕上がったテいると思う。
日々、上達している感じ。
デビューからして、新人らしからぬものを感じたが、さらにレベルアップした様子。
なにぶん○すか正太氏の曰くつきの作品読んだ後なので、ものすごい爽快感を覚えたのも確か(笑)
あす○正太氏はこんなところで貢献している)


テンポがいいですね。
主人公とヒロインのやり取りが面白い。
主人公が妙に大人ぶっているのに大して、いまどきの女子高生らしいハイテンションなヒロイン。
この組み合わせは絶妙にあっている。
そして、この作品特有の24式視点切り替え(私が勝手にそう呼んでます)が、今回もいいタイミングで入っている。


読み応えという意味では、まだまだだが、完成度は高くいい作品ではないかと思います。


評価:★★★☆