ソフトバンクGA文庫の逆襲・・・・・・・・・・がはじまったのか(笑)

こんな作品が登場。
実は私は高瀬彼方という作家の作品読んだことはありません。
もちろん名前は知ってますけどね。
ただ、この作品はちょっとチェックしてます。
絵師があの人*1ということもあるけど、実は謎の人「K村さん」という人が気になる(爆)
ちっとあとがきを立ち読みさせてもらったとき、高瀬彼方先生の「感謝!神様」というような内容に近い、ちょっと大げさな文章にはひいたが、その相手がこの「K村さん」だった。
まぁ、私もこの「K村さん」という人は名前と、その存在感だけは知っています。
GA文庫の編集*2の方らしいのですが、客観的に見てGA文庫全体を背負って立っているような方ではないかと思います。
ですから、GA文庫の編集方針やら、商品展開についてかなりの権限を持っていると思います。
私個人の感想としては、お世辞にも高瀬彼方先生は大活躍というふうには思えませんが、批評サイトなどを見ていると、固定ファンはそこそこいるようですし、既刊もそれなりの評価を受けているようです。
ということはK村さんが「やればこの作家は大物になる」と見込んで、抱き込んだとみるのかな?
大物絵師をつけて新作刊行。
話題づくりは見事です。
たぶん、これはこのK村さんが獲った仕事なんでしょう。
そういった意味では、かなりのやり手でもありそう。


GA文庫はなにぶん後発なので、角川ホールディングや萌えで躍進したメディアファクトリーに、丸腰で立ち向かうところからスタートですから、そりゃレーベル立ち上げ時は大変だったでしょう。
榊一郎先生のポリフォニカを軸に展開している最中に、全門戸を開き有力な新人を早期発掘*3し、有望新人が出揃ったら大賞を設置。
そして、次の段階が他レーベルで活躍した作家の引き抜きだと思います。
そのひとつがこの作品だと思う。
絵師も豪華に、「GA文庫の更なる飛躍への挑戦」となるのかな。
多分これら全部仕掛けたのも、この「K村さん」だと思う。


ならば、一読者として、その挑戦受けてみようか。

*1:ひびき玲音さんですよ!奥さん!(笑)

*2:編集でも、上のほうの人・・・つまり!?

*3:GA文庫は発足当初、レーベル単体で賞を設けておらず、完全な持ち込み体制だった