ライトノベル『“文学少女”見習いの、初戀。』

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文学初心者の少女が綴る、もうひとつの"文学少女"の物語!

聖条学園に入学した日坂菜乃は、ひとりの上級生と出会う。文芸部部長、井上心葉。彼に惹かれ、勢いで文芸部に入部してしまった菜乃だったが、心葉の胸には既にひとりの"文学少女"が宿っていた。まるで相手にされず、落ち込む菜乃。けれど、彼女がある事件に巻き込まれ、追い詰められたとき、心葉は告げる。「気づかないふりも、目をそらすことも、もうしないって誓ったんだ」――

コノハくん、油断したね・・・。


どういう意味かは買って読んでください。
今回から始まった(のか?)新シリーズ。
あの劇的な別れをしたコノハ君も3年生に進級。
『大人びた』と周りの評判が格段に上がったのは、あの別れのせいだろう。
そんなコノハ君に惹かれて、新たな文学少女が登場。
といっても初心者だけどね。
日阪菜乃というのが、今回から登場する文学少女だが、天野遠子とは大違いの文学なんてまったく知らない少女なのだが、彼女に振り回されるコノハはいつものコノハに見えた。
新しい文学少女天野遠子に負けず劣らずのキャラニは変わりあるまい。
はたして、この娘とコノハの関係は今後どうなっていくのか。
それにしても琴吹ななせさんは、どんどん扱いが当て馬っぽくなっていく・・・w


今回のお題は『曽根崎心中』だが、これも上手く絡めている。
文学少女ここにありといったところでしょう。
まだ続くようですので、今後も期待してます。
評価:★★★★☆