ライトノベル『迷い猫オーバーラン! 4 みんな私が拾います♪』

迷い猫オーバーラン! 4 みんな私が拾います (スーパーダッシュ文庫)

迷い猫オーバーラン! 4 みんな私が拾います (スーパーダッシュ文庫)

クリスマス直前。『ストレイキャッツ』は一番のかき入れ時を迎えていた。そしてそれぞれが巧を好きだと確認し合った文乃、千世、希の三人は、牽制し合いながらクリスマスプレゼント選びに余念がない。また聖夜の芹沢教会でチャリティーも企画して大忙し。更に巧にとっても、クリスマスは特別の日なのだ。そんなある日、ストレイキャッツのオーナーにして巧の姉、乙女が新たな迷い猫を拾ってきてしまう。しかもそれは金髪の美少女だった。クリスと名乗る迷い猫は、自分はマフィアに追われており、自分の持っている大切なものをこの町のどこかにいる人物に渡さなければならないという。怪しいと思いつつ乙女の鶴の一声で迷い猫を助ける迷い猫同好会。乙女と巧の思い出の日に、新しい奇跡は生まれるのか。

実は3巻読んでない!!
なので、3巻の内容を実は知らないのだが、でも4巻は読めてしまったw
なんでも、3巻では3人がお互いの気持ちをぶちまけたということのようだ。
やっぱり3巻読まないといけないんだな。
特に希のブルマがあったらしいからw


ダメな大人の発言はさらっと流して本編。
今回乙女姐さんは、なぞの金髪の中性的な男の子を新たな迷い猫として引き連れてきた。
まぁ、今更驚かない巧たちだが、この子はなにか裏がありそうだと思ったのだが、あのストレイキャッツの牛乳屋さんと・・・。


まぁ、オチは書かないでおこうと思います。
なんか先の展開がべたすぎて、牛乳屋さん登場時点で物語の根底は読めてしまった。
でも、それでも物語はクライマックスに向けて盛り上がりを見せる。
最後の展開はちょっと強引過ぎるような気もするが、それはそれでいいかなと。
これぞ『迷い猫同好会』だね。
それと、乙女姐さんの過去が明らかに。
しかし、乙女姐さんの荒れていた頃というのが興味があります。


次回も期待します。
評価:★★★