ライトノベル『これはゾンビですか?2 そう、私は死を呼ぶもの』

「アユム! メガロが出た、行くぞ」魔装少女ハルナに魔物狩りへ連れ出される俺。そこへセラと敵対する吸血忍者の少女が現れ、まったくの事故でキスしてしまう。その子、友紀は同じ学校の生徒で俺の嫁になるってー!?

このサブタイの意味は?!
この人の作品はわけ分からんw
もちろん言い意味でww


ノリと軽快さとコメディ部、そしてで出来ている作品。
これらに加えて、謎や戦闘が加わり物語を加速させる。
これらの要素のバランスが変な文体&センスながらも、絶妙にマッチしていて、時折見せる変な家族としての絆が物語上でまたなんともいえない効果をかもし出していえる。


内容は相変わらずの早足展開。
まったく意味の無いゲーセンでみんなで遊ぶネタや、正直なんでこのキャラいるのと思った、新キャラ『友紀』の存在。
そしていきなり現れた『ラスボスです』って言わんばかりの敵といい、無茶苦茶展開なんですが・・・。
散々、振り回して振り回されて読者も振り回されても、物語の最後のあの展開は『やられた』と思うだろう。
今までの無茶苦茶なこと全てがここにつながっているのだ。
大いなる前フリといたっ所でしょうね。
変わった作風の作家ですが、なにか今後伸びそうな気配を感じます。
実際、売れてるっぽいぞw
評価:★★★☆