咲-Saki-第15話『魔物』に出てきた麻雀用語の解説

咲-Saki-第14話『魔物』に出てきた麻雀用語、および第15話であった麻雀独特の現象の解説です。


番組開始12分40秒

咲が大将戦に挑む前に裏返っていた牌をめくる行為
まぁ、いわゆる座席を決める抽選みたいなものです。
わたしなんか麻雀やるときは適当なんですが、咲-Saki-ではすわるのを、牌をめくって決めているようですね。
あの場のはが4枚だけ置いてあるのですが、せきに座る前に4枚のうち1枚をめくります。
Sakiが到着した時点ですでに1枚めくれてが出ていました。
これは池田がめくったものです。
そして咲がで、

あとから来た加治木はだったようです。
最後に来た天江衣は自動的にとなるので、めくる必要は無いということです。


番組開始16分51秒

ゆみちん『ありがたいな。TOPがわざわざリスクを犯すとは』

これは加治木がリーチした後に咲がをアンカンした時に、加治木自身が言ったせりふ。
リーチした場合、当然上がりまで後一枚だから皆さん警戒するのは当然ですが、アンカンしすると3枚(4枚)副露するため、メンゼン扱いとはいえ手牌は10枚になります。
それで打ちまわしを行わないといけません。
しかも、ドラ表示が増えてリーチしている相手にとってはカン表示の裏ドラまでチャンスが広がります。
大事なチーム線の決勝で大将を任されている人間が、こんな高いリスクを負うのはあまりにも変だということ。
それでこんなことを思ってしまったのだ。
まぁ、そのあとリンシャンであがっちゃうんですけどね。


番組開始17分33秒

ワンセグチューナーで記者は観戦

ワンセグ
麻雀とぜんぜん関係ないねw
元々、デジタル放送局は13セグメント持っているのですが、アナログレベルでの画質で放送する場合、4セグメントで十分な画質になります。
フルHDで放送する場合は4セグメントを3つ使います。
つまり12セグメントですね。
ということは、常時1セグメント余るわけです。
これを使って12セグメント分と同じ放送をやっているのが、いわゆる1セグメント放送⇒『ワンセグ』です。
しかし、12セグメントを使ってフルHDの放送が1セグで放送できるはずはありません。
したがって画質もそれなりにおちます。
だから小さい画面で見るのに適したほうそうですので、パソコンのちょっとした画面や携帯電話の受信などに使われています。
この麻雀決勝でも有効活用していますね。
とある方のブログでこんなことが書かれていたのですが、巨人戦の中継でたまたま友人と電話で会話していました。
その友人も同じ巨人戦を見ていたのですが、電話中に通話先の友人が『●●がホームラン打った!!』と叫びました。
しかし自分の方はその●●選手の打席の真っ最中で、『あれ?』と思った瞬間に、ホームランを打つシーンが展開されます。

通話先の相手はアナログで巨人戦を見ているのですが、自分はデジタル放送なだったことによる珍現象。
わずかながら、アナログとデジタルにはちょっと時間タイミングのずれが存在します。


番組開始20分48秒

加治木ゆみ『チャンカンだ』

チャンカン
ポンしている牌に、ツモってきた4枚目の牌を加えてカンすることを『加槓』などといいますが、その4枚目の牌に対してロンをしてあがった場合につく役が、この『チャンカン』という役。
漢字で書くと『槍槓』と書きます。
ちなみに、やたらド派手な演出で咲に無数の『槍』が飛んできましたが、

それは『チャンカン』が『槍槓』と書くことから、小林立さんが書いた・・・というより、こっちはアニメスタッフの演出だね。
そのあと

実況が『チャンカンだ〜〜。リンシャンカイホウより珍しい役が飛び出しました』

と叫んでいますが、実際に統計を取った人なんているかどうか分かりません。
さて、このチャンカンどのくらい珍しいのか?
しいて書くと、私はこの役一度しかあがったことはありません。
そして、いままで一度しかやられたことがありません。
また、他の人同士でこの役をやった瞬間を見たことはありません。
約30年麻雀やってますが、こんな感じと思ってくれれば(参考になるのかw)


ちなみに私がチャンカンあがった時は、『狙ってました』
やられたときは、そのあがった友人に聞いたところ、やっぱり『狙っていた』そうです。

でも狙っても中々出来ない役です。


新EDテーマ『四角い宇宙で待ってるよ』

今週の15話からEDテーマがかわりました。
また作詞家『畑亜貴』さんの麻雀用語時空が炸裂しております。
一応聴き取りましたので、下記リンク先を参考にしてくださいw


咲-Saki-の新エンディング『四角い宇宙で待ってるよ』の歌詞を聴き取った